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27 掃除は誰がするものですか?

5月になりました。Guoぱんだです。

5月…基本的に好きな季節です。

一つ歳をとらなければ尚好きです。

 

今日は早朝から仕事なので、こんなに早く更新です!!

 

 

さて、このところ掃除について綴っています。

今日も掃除つながりです。しつこくてごめんなさい。

 

最近は掃除専門のスタッフが掃除をしてくれるという園もあるのではないでしょうか。

Guoぱんだの元職場は以前はそのようなスタッフはいず、掃除は保育者が日課として行っていました。

しかし年々保育者の仕事内容が変化し、いつの間にかトイレや流し、目立たない部分(主にとても汚れている場所)は掃除スタッフが掃除をするというような流れに変化してきました。

 

Guoぱんだは掃除(環境整備)は保育と密接につながっていると考えています。

今日はどこを一番使ったとか、どの部分が一番汚れているかとか、子どもたちと一日を過ごしていると手に取るようにわかります。

なので今日はどこを一番丁寧に掃除をすれば綺麗な環境を保てるのかがわかるので、そこを中心に綺麗にしていきます。

これを掃除専門にしているスタッフに言わなくても気づいてほしいというのはなかなか難しいものです。

あくまで掃除のみを行っていて保育の現場にいないのですから、それを求める方がおかしいのではないかとも思います。

 

このような掃除スタッフのいる環境に慣れてしまった保育者のMさんがある日こんなことを言いました。

「流しが汚いから◯さんが掃除をしっかりしていないと思うんです。困りますよね」

掃除は本来は自分たちでするのが当たり前だと思っているGuoぱんだにとってはびっくりする言葉でした。

「それならまずは◯さんにMさんが気づいた掃除の仕方をもう一度伝えることは必要だよね」と伝え、その後にもう一つ付け加えさせてもらいました。

「確かに流しの掃除は◯さんの仕事になっているけれど、他の人がやってはいけないという訳ではないよね。Mさんだって汚れていると思えば掃除をしてもいいんじゃない?」と。

少々厳しかったかもしれませんが、自分たちが掃除をしないのが当たり前、〇さんの仕事!!になっていることがとても残念で悲しく思えたからです。

 

掃除は一つの場所につき一日に1回と決まっている訳ではありません。

汚れていれば何回だって掃除していいでしょうし、汚れていなくても掃除をすればさらに綺麗になるはずです。

また見方を変えると、掃除スタッフがいるおかげで、Mさんをはじめとする保育者が保育に集中できる時間を確保できているのです。

 

環境を綺麗に保つことに対しての意識と保育者だけではないその他たくさんのスタッフへの感謝の心を持つことは、大切な気持ちだと感じます。

また保育者がそのような気持ちを持つことで、子どもたちにもその意識や人に対する感謝の心が育ってくるのではないでしょうか。