暑い夏は水あそびは欠かせないものです。
プールは苦手だけれど、水遊びは好きという子も多いのではないでしょうか。
Guoぱんだはまさにこのタイプ。
水遊びなどを通して水に親しむことで、プール嫌いの子はプールが嫌いではなくなる!というケースもあるかもしれませんが、Guoぱんだのように水遊びとプールは別物だと考える子もいることを忘れないでほしいなと思います。
さて、いろいろある水あそびの中でも手軽に出来るものに色水あそびがあります。
絵の具や食紅を使うと、はっきりした色や混ぜた時の色の変化を楽しむことができます。食紅の色水 食紅に青が発売されて画期的になったと思う…
そして今の季節、朝顔やオシロイバナといった花を使うとオリジナルな色水ができますから、こちらも楽しいです。
しかし、中には子どもがむやみに蕾や咲いている花を取ったり、植物を傷つけてしまうからやらせない方がいいと、花を使って色水あそびをすることに消極的な意見もあります。
本当にそうなのかなぁ…とGuoぱんだは思います。
というのも、Guoぱんだと花を使って色水あそびをする子どもたちにそのようにむやみに蕾や花を取ったり、植物自体を傷つけてしまう子はいなかったからです。
確かに、初めて花を使って色水あそびをすると、蕾や花をとってしまう子もいます。
でも、保育者や色水あそびの先輩の子どもたちと一緒に遊ぶことで経験の少ない子が花を使った色水の極意を学習していくのです。
同じ花に見えて、実は大きく分けて3種類の花が存在するということ。
1つは蕾、1つは今咲いている花、そしてもう1つは咲き終わった花。
この3つの違いがわかればいいのです。
子どもにはそんなことはわからないと失礼なことをいう保育者もいますが、そんなことはありません。
むしろ伝えてもわからなかったのなら、保育者の伝え方が失敗しているのではないかと思います。
種ができなくなる…と言われる方もいるかと思いますが、種屋さんになるのなら別ですが、そうではないのに売るほど種は必要ですか?
それにそう神経質にならなくても花はたくさんの咲きますので種は出来ます。
また、色水のために必要な部分だけを採って尚且つ種も作れる方法を子どもたちと考えれば、更に学びも増え、研究にもなります。
集団生活の場であれば、そもそも何のためにその花を栽培していたのか?という初歩的な部分が関係してくるわけですが…
………
話が逸れましたが、子どもたちにどの状態のものを取ればよいのかをわかるように伝えればいいのです。
長くなりそうなので、後編につづく。