何気ない日々の生活に保育のヒントを見つけたい!

子どもたちと一緒にドキドキ!ワクワク!〇〇〇〇!していますか?

114 花橤で色水作ってみると…後編

物心ついた時から野球(観戦)好きのGuoぱんだです。

高校野球静岡県大会が終了して、全国大会出場校は常葉菊川と決まりました。

今年は西部地区の学校が最後まで残っていたので、病院に行っても待合室で白熱してテレビを見ている方がいたり、Guoぱんだが住む地では例年より盛り上がっていて注目度も高かったと思います。

何年か前までは静岡県では7月末日に決勝戦が行われていました。*毎年雨天順延で予定が遅れるのも理由の一つ…

全国でいつも一番ないし二番目に遅い出場校決定に「雨が降ることも考えてもっと早くできないかね?」とやきもきしたものですが、このところちょっと早い日程なので、逆に「どうした!?何かあった?」といろいろ勘ぐってしまいます…

全国大会はオリンピック開催時期と重なるので、一日中スポーツ観戦出来て嬉しいです!!

 

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色水あそびの話題が前編後編になってしまいました。

113 花橤で色水作ってみると…前編 - いつだってワクワクたのしく!! 〜保育士MEMO〜

昨日のつづきです。

 

むやみになんでも花をとってしまうことのないようにするためにどうすればよいのか…

それは、子どもたちにむやみに花を取るのではなく、咲き終わった花をとることをわかるように伝えればいいのです。

技術もなにも、これだけです…

技術があるとしたら、いかに子どもたちに『興味関心を持ってもらえるように伝える』か、でしょうか。

「これはとってはいけない!これならいい!」と言った言葉かけでは興味も関心も持てませんから…

 

咲き終わった花をとることができる伝え方の例として

①まずは子どもたちの様子を見ることでそれぞれの子どもたちの段階を把握する。

②蕾や花をとってしまっているようであれば、蕾や花の状態の時に収穫してしまうともったいないことを伝える。

③もったいないことの1つとして、蕾を取ったら綺麗に咲く花は見られないことや花を素直に楽しむ気持ちや愛でる気持ちはしっかり伝えたい。

④もったいないことの2つ目として、色水に一番適しているのは咲き終わって萎んでしまったものなのだということを知らせる。

⑤④を伝えた時点で子どもたちには何が適しているのかを知りたくなるので、蕾や咲いている花を使うよりも咲き終わって萎んだ花を使うと色がよく出ることを秘密ごととして伝えたり、実際にやってみせる(それまで特に蕾を使っている場合には違いが一目瞭然)。

⑥⑤の時点で子どもたちは萎んだ花に興味をそそられるので、わかりにくい蕾と萎んだ花の見分け方を伝授する。

f:id:panda-mzlbk:20160717151025j:plain左が蕾  右が咲き終わったもの 朝顔はわかりやすい…

⑦慣れていないうちは、子どもたちは蕾か咲き終わったものなのかなど確認をしてくるので丁寧に答える。これがとても大事。ここを丁寧に関わると、後は子ども同士でも伝え合えるようになる。✳︎オシロイバナは大人でも見分けられないこともありますので、まずは大人がその特徴を把握しないといけないです。

⑧慣れてくると使わないのにやたらに花をとる子もいるので、③については子どもの様子で折に触れて伝える場合あり。

 

これだけで子どもたちはほぼ間違えることはありません。

人間ですから、完璧は求めてはいけないので多少間違えてもそこは大目にみます。

子どもたちなりに間違えた時には「間違えた!」とショックを受けている子もいますから…

 

あくまでも上記は例であり、興味関心の持たせ方はまだまだまだまだたくさんあります。

 

Guoぱんだが思うのは、子どもは小さいからわからないと決めつけるのではなく、子どもたちを信じてまずはやらせてみることが必要ということ。

やってみて困ったことが起これば、それは改善していけばいいのです。

たくさん遊んで、たくさんの経験をして、たくさんのことに興味を持ってもらいたい!

そのためにも、子どもたちに1つの遊びの中にたくさんの学びや楽しみが重なり合っていることを体験させてあげることも保育者の役割の一つではないでしょうか。

 

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