9月1日。
Guoぱんだは小学生の頃から当たり前のように防災訓練をしていました。
明日にでも東海地震が起こるような勢いで伝えられていましたので、今でも「明日地震が起こるかもしれない!!」と “もしかして” を想像しています。
これって避難訓練の成果じゃないか?と思いますがどうでしょう。
しかし、昔の防災訓練を思い出すと今よりもかなり簡素な訓練だったように思います。
ほぼ家に帰る練習で、炊き出しとか非常食といったものには触れる機会はありませんでした(新学期早々、単に早く帰らされるイメージ)。
今は保育園などでは引き渡し訓練や非常食体験など、本番(ない方がいい本番ですが)さながらの訓練をします。
実際に災害が起きた時に同じように動けるのか?と問われると、たぶん動けないでしょう。
でもこのような訓練をしておくことは、しないでいるよりも非常時には有効であるのだと思います。
ですから、定期的に防災訓練をしたり避難訓練をすることは大事なことです。
さて、この日の昼食は、Guoぱんだのいた職場では非常食を提供して非常食体験をします。例えば…
・食事時、普段は使う机や椅子も使わない
・ご飯はアルファ米で自分でラップおにぎりを作る
・普段はふんだんにあるおかわりは一切なし
・小さいパンの缶詰を開けて一つを10人で分ける
………など。
ちょっとしたことですが、普段の恵まれた環境から一転、少々不自由な生活を強いられることは子どもたちにとってはとてつもなく大きな経験です。
子どもたちになりに生活の不自由さを感じたり、自然に分かち合いができたり、工夫したりする姿などみられますから、園内で計画を立てるといいです。
たまに非常食体験を計画すると「子どもがお腹が空いてかわいそう」「おかわりも用意してあげないと…」と耳を疑うようなことを言う保育者もいます。…毎日これではおかしいですが、一日くらい多少不自由な暮らしをしても命を落とすことはありませんから、何を持ってかわいそうと考えるのか不思議です。
いろいろな考えがあっていいのですが…せっかくの機会、どこに重きを置いていくのかを考えたいと感じます。
話は変わりますが、自宅には避難グッズはありますか?
Guoぱんだは10年ほど前にグッズを揃え定期的にチェックしていましたが、先日ケースが破損して用品が全て水没していました。
特に食品は賞味期限もありますので一年毎にチェックしたいのですが、忙しいとなかなかできず、今回も食品が大分無駄になりました。
もったいないので、これからは防災用品兼日用品という位置付けにしました。
スパゲティやカップ麺、カンパンなど保存できる食品を常時置いておき、日常も使用、そして使う時に補充することで賞味期限を意識できるように…
この方法にしたら、ストレスもなくなりスッキリしました。
9月1日はこのようなことを考える機会としても貴重な一日でもあります。
昨夜にまた熊本で大きな地震。不安がつのることと思います。
どうぞこれ以上の被害がありませんようにと祈ります。