静岡県に住むもの身としては、防災グッズを用意するのは必須。
いつ起こるかわからない東海地震…そう言われてうん十年。…歳がわかる(ーー;)
物心ついた頃にはそう教えられ、明日来るやもしれぬ地震のために訓練も欠かさない地域でもある。
今までこの防災グッズや避難訓練の成果を使うまでの大きな災害がないことは奇跡。
しかし、他の地域で大きな災害があることに心を傷めます。
一度だけ用意した防災グッズを使ったことがある。
それは何年か前の巨大台風が、まさに住んでいる地域に上陸した時。
職場で台風の通過を待ち、夕方家まで車を走らせると、町中が暗闇の世界になっていた。
停電…
いつも明るいコンビニは開店以来初めてシャッターが閉まり、信号は消え斜めになっていた。
看板は逆さま、屋根が吹き飛ばされている家もあった。
近くの公園では木が何本も根こそぎ倒れていた。
…かなりの被害。
運良く自宅は瓦がズレて雨漏りしている程度で大きな被害はなかったが、家人がパニックになっていた。
「電気がつかないから食事の支度ができない」と途方に暮れる母親。
オール電化はこういう時に大変厄介である。
パニックになる母親を尻目に「カセットコンロがあるでしょ?」と防災グッズの中からカセットコンロを取り出して一件落着。
こんな簡単なことなのに、冷静になれないと正確な判断もできなくなることもわかった。
備えあれば憂いなし。用意しておいて良かった防災グッズ!!
その夜はどの家からも蝋燭の光が見えた…
さて、先日久しぶりに外にある防災グッズを確認したら、ケースが破損して全て濡れていた。
ちょっと油断をするとこれだ。気をつけないと…
テレビでも言っていたが、9月1日を備えに対して意識する日としていくといいのではないか… とあらためて思う。
✳︎ “備えあれば憂いなし” とは
普段から準備をしておけば、いざというとき何も心配がないということ。
ちなみに昨日のブログもたまたま防災の日を記事にしています。