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ワク*2 ドキ*2 ◯◯*2 保育士MEMO

楽しく保育できて心が軽くなるお手伝いになればいいな。独り言がヒントになるかも!

183 そんなことされても嬉しくないよ!!

子どもたちのこと

Guoぱんだです。

保育園や幼稚園などでは運動会シーズンですよね。ということで…

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運動会が近づいたある日のエピソード…

 

5歳児クラスの運動会のリレーで、どうしたら勝利できるのか?とクラスの子どもたちの作戦会議が白熱していました。

というのも、4チームあるうちのAチームに走るのが得意な子が揃っていて、毎回Aチームが勝ってしまうので、他のチームがなんとしてもAチームに勝ちたいという思いがあったからです。

憎たらしいくらい、いつも速いAチームを負かすために、残り3チーム&Guoぱんだはとにかくいろいろ考えました。

Bチームはクラスで一番足の速い男の子が、同じチームのクラスで一位二位を争う速く走れない2人の友だちに速く走れるフォームを伝え、チームみんなで走りの特訓、Cチームは走る順番を工夫して対抗、Dチームは「一人一人が少しずつ速く走る」ことでAチームとの差をうめる作戦を考え、Guoぱんだは3チームのモチベーションを上げることを最大の応援とし、打倒Aチームにむけ日々努力していました。

 

運動会が1週間後に迫った頃、Aチームの気の強いMちゃんが、DチームのT君にこんなことを言いました。

「どんなに頑張ってもAチームには勝てないよ。手を抜いてあげようか?」

普段はとても温厚なT君の顔がみるみる険しくなり、大きな声で言い返しました。

「そんなことされたってちっとも嬉しくないよ。実力で勝ってやる!!」

Mちゃんは恥ずかしそうにその場を離れていきました。

このやりとりの一部始終をみていたGuoぱんだは「T君、かっこよかったよ」と声をかけると、「当たり前でしょ。手を抜くなんてダメだよね、先生いつも言うじゃん」と…なんだかGuoぱんだの思いもしっかり伝わっていて、とても嬉しかったのを思い出します。

そして、その2日後、T君の言葉通り、DチームがAチームに初めて勝利しました。

Dチームだけでなく、B、Cチーム&Guoぱんだも「やったー!!Aチームに勝った!」と全身で喜び、お祭り騒ぎとなりました。

 

さて、運動会当日は…あっけなくAチームの勝利でした。

予備戦で負けたことで、MちゃんはじめAチームメンバーは「油断してたね…」ということに気づき、今度はバトンの受け渡しを完璧にしてきたのです。要するに、Aチームを本気にさせてしまったわけです。

  

リレーなので勝ち敗けはついてしまいますが、みんなが本気になったリレーでもあり、やり遂げた感も含め、子どもたちの心の成長が感じられた、印象深い運動会となりました。