本日からアドベント(Advent)に入ります。
『待降節』……それって何!?という方が圧倒的に多いのではないかと思います。
Guoぱんだも大人になってから知りました。クリスマスの意味すら知りませんでしたから…
『待降節』とは、待ちに待った救い主イエス・キリストの降誕を待望する、待ち望みながら心構えをする時です。
イエス・キリストの降誕、すなわちクリスマスまでを待つ期間であります。
とかく12月24日や25日だけがピックアップされますが、もう今日からクリスマスまでの日々が始まったわけです。毎年アドベントの始まる日は違います。
キリスト教会では今日から日曜日毎に、アドベントクランツ✳︎に立っている4本のろうそくに1本ずつ火を灯して礼拝を捧げます。
ろうそくの灯が増えるとクリスマスがまた近づいたということになり、4本揃った時がクリスマスです。
今や、クリスマスというとサンタクロースやらパーティーやら恋人との素敵なひと時を…というイメージがありますが、本来は、イエス・キリストの降誕を心から喜び感謝しお祝いする時であります。
本来の意味合いも知ることで、クリスマスへの思いのかけ方も変化してくるのではないかと思います。
以前、仏教の保育園の職員が「うちらの園は仏教だからクリスマスとかやらないし〜クリスマスのことなんて知らなくてもいいよね」なんて言っているのを耳にしました。
園の行事にはクリスマスはないのかもしれませんが、巷では当たり前のようにある行事なので「知らない」「関係ない」では通らないようにも思います。その逆もありますよね。例えばキリスト教ではお祭はしないとか、ひな祭りはおかしいとか…
万が一質問されたらどうしますか?
Guoぱんだはあれはダメ、これはダメ、という環境ではなく、いろいろな情報を大人が知って、子どもたちに伝えていくことは必要だと思うのです。全て取り上げるという意味ではなく必要に応じて対応できる…ということ。
保育園でなくてもこの情報化時代には様々なところから情報が入ってくるのですから、適当なことを教えるのではなく、正しいことを伝えてあげることも保育者の役割だと思うのです。あ…これは自分教推進者のGuoぱんだなのでそう思うのかもしれません。信仰をきちんとしている方は違う考えがあるのは承知です。
以前も綴りましたが、子どもは環境を選べないからこそ、偏らないように情報を伝える必要があるのでは…という、自分教Guoぱんだの考えです。神主さんや僧侶の方なども、違う宗教の勉強をされていますよね?違う部分から見つめることも大切なことなのだと思います。
待つクリスマス…
待つ素材について、今後また少しずつ綴っていきたいと思います。
✳︎アドベントクランツとは…
モミの木や柊など、冬でも緑の枝で輪を作り、4本のろうそくを立てたもの