桜餅、好きですか?
甘いものは苦手なGuoぱんだですが、桜餅は別物で、この季節になると待っていたかのように購入して食べます。
ほんのり塩味が感じられるので好きなのだと思います。
さて、桜餅には有名なものとして二種類あります。
薄皮で餡が包まれているものと、道明寺と呼ばれるもの。
みなさんにとって桜餅と呼ばれるものはどちらでしょう?
以前静岡のテレビの情報番組で、この二種類の桜餅の分布を調査していました。
静岡は日本の真ん中辺りにあるだけあって、いろいろなものが混在している場所だったりするので、面白かったです。
どんな混在があるかというと、例えば50Hzと60Hzの境目は富士川辺りで区切られています。
あとは静岡市(中部、東部)は東京圏の雰囲気を醸し出していますが、浜松市(西部)は名古屋圏の雰囲気が漂います。百貨店などの店の作りで感じます。…でもこれはあくまでもGuoぱんだの意見なので、そう思わない方もいるかな。
以前聞いた話では、新発売の食べ物は静岡でお試し販売して様子をみるとか…
話が逸れましたが、どうも桜餅の勢力図も近年変わりつつあるようです。
もともとは静岡県は薄皮の桜餅が主体でしたが、最近はそれを見つけるのが難しくなりました。
Guoぱんだは静岡県の西側の方ですから、この十数年はより顕著に薄皮の桜餅は見かけません。薄皮桜餅は苦手なGuoぱんだで、大人になってから道明寺を食べて桜餅の見方が変わり好きになったのですから勢力図の変化はうなづけるところです。
以前はあったはずなのに、又一庵さんのように数年前から薄皮桜餅は販売していないというお店も多くなっているように思います。
桜餅とは?
桜にちなんだ和菓子
桜の葉を塩漬けにしたものを薄皮の餅に包んだ和菓子
①関東風桜餅(長命寺)こちらは掛川にある伊藤菓子舗さんの “さくら餅”
餅の生地は皮を焼いたもので、餡は漉し餡を用いている
②関西風桜餅(道明寺)
こちらは又一庵さんの “さくら餅 道明寺”
こちらは伊藤菓子舗さんの “さくら餅 道明寺”
道明寺粉を蒸して餅を作り、桜の葉で包む桜餅
*今回は薄皮の桜餅を探すのに大変苦労しました。
近年、桜餅、恵方巻きと、静岡にも関西系の文化がいろいろ入ってきます。
またそんな以前にはなかったものを探してみたいなと思います。