今でこそ、昆虫や害虫をはじめとする生き物もなるべく死に至らしめないようにしているGuoぱんだですが、昔は結構凄いことをしていました。
ヨチヨチ歩きの頃からトカゲの尻尾を切ることに執念を燃やし、ピンピンする尻尾と共に一日中庭で静かに過ごして、手のかからない子どもでした。
中3の時には、友だちとハエを捕まえて画鋲に刺して棚に並べて、担任の先生に「まさか…あなたたちがこんなことをするとは思わなかったわ」と絶句されたこともあります。
さて、おたまじゃくし…
彼らにも相当酷いことをしておりました。
小学校の行き帰り、1時間近くの道のりを歩くほどの‘ど田舎’で育っているGuoぱんだ。
通学路にはシーズン毎に、それはそれは興味をそそられるものがあるわけです。
初夏には…
川や田んぼに水がはられて、おたまじゃくしやらメダカやらが泳いでいます。
写真は “イラストAC” るしさんからいただきました
このようなものを目にしたら、もう我慢できません。
ヒルに注意をしつつ、田んぼに入る準備をし、ランドセルを背負ったまま、田んぼの中に入り(もちろん稲は踏みません)おたまじゃくしを捕まえる…なんてことは当たり前でした。ランドセルが異常に傷んでいるのは、日々道にランドセルを無造作に放置したことがわかります。
捕まえたおたまじゃくしは、テンションが高まると、なんと道に投げつけておりました。
何故って、おたまじゃくしから渦巻きが出てくるのです。
これが面白くて…
残念ですが、この頃はこの遊びに対してなんの罪悪感もありませんでした。
振り返ると、なんという恐ろしいことをしていたのだろうと反省します。
そんな極悪非道な幼少期があって、さぞかし恐ろしい人間に成長したのではないかと思われるでしょうが、前述にもありますが、今では余程のこと(血を吸われたとか自分や他の身に危険のある時)がない限り生き物を死に至らしめないようにしていますし、弱っているものにケアを施そうと人一倍一生懸命になります。
今思うと、極悪非道な道をある程度歩んできたからこそ、またそれを見て「いけないよ」「命を大切に」と諭してくれた多くの人たちがいたからこそ今がある、と思っています。
極悪非道な道を通ってこなかったら、もしかしたら今の自分はなかったのかも、とも考えます。
命を奪った多くのおたまじゃくしさんをはじめ、多くの生き物たちよ。
ごめんなさい。
そして、ありがとう。
あなたたちの命を無駄にはしません。
合掌。