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4-141 クロミとグレコおじさんの思い出

クロミはまだ生まれて間もない時にGuoぱんだの家が猫の保護所と間違えた近所の少女に庭に連れてこられました。

Guoぱんだはちょうど仕事に行っていたので、庭に小さく丸まっていたクロミを保護したのは夜10時近くになってからでした。

クロミがお母さんと間違えて走っていったという尻尾の長いクロおじさんの姿はそこにはなく、クロミから少し離れたいつもと違う場所でグレコおじさんがGuoぱんだの帰りを待っていました。

そして、Guoぱんだがクロミを抱き上げると、グレコおじさんは安心したように寝床へ戻って行きました。

グレコおじさんはまだ300gほどしかなかったクロミをGuoぱんだが帰ってくるまで外敵に襲われないように見守ってくれていたのでしょう。

 

お陰でクロミはこんなに大きくなりました。f:id:panda-mzlbk:20190814191400j:plain

 

クロミは保護されてからは、グレコおじさんには会ったことがありません。

多分、小さかった時のことは覚えていないでしょう。

グレコおじさんがそばにいてくれたことなど知りもしないでしょう。

でも、クロミが今こうして生きて、何不自由なく過ごすことができているのは、グレコおじさんがいてくれたからなのだと思います。

 

グレコおじさんがお星様になったことはクロミに伝えましたが、「ミャッ!!」といつもと変わらないクロミでした。

 

Guoぱんだが代弁させていただきます。

グレコおじさん、ありがとう。

クロミをこれからも見守っていてね!!

 

NPO法人「ねこ家」