10 ロッカーの位置はどこにしましょうか?
このところ、はっきりしない天気が続いています。
お元気ですか?Guoぱんだは筋肉痛です。
年々復活に時間がかかるようになりました。
ひどい時は何の筋肉痛かわからないこともあります。;^_^A
子どもたちの心をつかむのは、なかなか難しいです。
時間さえあればいいのか?というとそうでもありません。
経験年数があればいいのか?というとそうでもありません。
子どもたちのことを知ろうとしなければ、時間がたっぷりあっても輝くばかりの経験年数があっても、子どもたちの心をつかむことはできません。
以前、4歳児クラスを担当することになったGuoぱんだ。
個性豊かなメンバーが多かったこともあり、年下のY保育士と複数担任でした。
Y保育士は持ち上がりの担任です。
さて、三月末に新年度準備をしている時のこと。
かなり個性豊かなMちゃんのロッカーの場所について二人で話をしました。
Mちゃんのようなタイプの子には保育者の管理も行き届く一番端のよく見えるロッカーを用意するとわかりやすいこともあり、セオリー通りGuoぱんだはそこがいいのではないかと提案しました。
いつもは控えめなY保育士ですがこの時は「私はロッカーが陰になっているこの場所がMちゃんにとっては落ち着くし、いいように思うんです。ここにしませんか?」と引きません。
めずらしく引かないY保育士に「じゃあそうしてみようか。でも様子を見て無理そうならロッカーを変更できるようにここも開けておくことにしようね」とGuoぱんだは条件付きで、陰になっているロッカーをMちゃんのためにセッティングすることにしました。
一週間後、Mちゃんのロッカーはどうなっていたでしょう。
Y保育士の言った通り、Mちゃんは陰になっているロッカーが気に入って、上手に!とまではいきませんが使うことができていました。
この時17年目のGuoぱんだと保育士になって4年目のY保育士。
圧倒的にGuoぱんだの方が経験年数は多いのですが、前年度をMちゃんと過ごしたY保育士はMちゃんの姿をきちんと押さえていたのでした。
保育は経験年数では語れないところがあります。
子どもの心をどれだけ理解できているのかが大事であるということをY保育士から教えてもらったような気がします。