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96 怒ると叱る

今日は参議院選挙投開票日です。

昨日、期日前投票にいってきたGuoぱんだです。

この何年かは期日前投票を利用しています。

期日前投票の理由は、仕事をしている時には、当日は(家で)仕事なので…

今回は、当日は(近所に買い物という小)旅行に出かけるので…

………

当日はなんだかんだと人が多いのと、こういう時には知っている人にあまり会いたくないので、Guoぱんだのような人には期日前投票はよいシステムです。

 

 

 

さて、保育の世界の中でよく使われる言葉で “怒る” と “叱る” の違いがあります。

確かに言葉が違うのですから、違いがあって当然です。

何が違うの?と説明を求められるとざっくりこんな感じで聞き、伝えるのでは?

“怒る” は感情が入っている行為なのでよくない。感情を入れて子どもたちに伝えても本来伝えたいことが伝わらない。だから保育者は “怒る” ではなく “叱る” という感情を抑えた方法で子どもたちにいけないことを知らせる…云々…

Guoぱんだもこんな感じで教えてもらいました。

“怒る” と “叱る” は違うんだ!と頭の中に理論的にインプットしたのです。

 

が、最近思うのが、“怒る” と“叱る” って本当に違うの?

あまり大差ないような気がしないでもない?

何だかそう思わされて過ごしていたかも?

言葉マジックというかなんというか…

 

意味を調べてみると

怒る…我慢できない不快な気持ちを一時的に表す または 目下の者などのやり方が悪いと言って叱る

叱る…目下の者の考え・態度・行動についてよくないと言って強く注意する

 

…やっぱりなんだか変わらないのでは??

 

せっかくなのでこちらも調べました。

注意する…忠告 

忠告…相手のためになるように意見をいうこと

 

…この辺までくると少し安心できる言葉がでてきました。

 

Guoぱんだの結論としては、要するに叱り過ぎたらそれはそれで問題なのではないかということ、そして叱り過ぎれば “怒る” ことと大差がなくなってくるのだということ。

 

先日、ある場所でこの“怒る” と “叱る” について話題があがりました。

“怒る” とは子どもが受け入れられない言葉で攻め立てること

“叱る” は子どもに気づいてもらうこと 

この時はこう定義づけをしました。

 

他のブログなどの記事でこんなことも書かれていました。

「自分のために怒る。相手のために叱る。」

 

 

もしかしたら 保育現場で言う “怒る” と “叱る” の差は、ある意味保育の世界の専門用語的なところがあるのかもしれません。

ですから、言葉自体が大事なのではなく、子どもに大切なことを気づいてもらうためはどうしたらよいのか、相手のためになる物事の伝え方を保育者や大人が考えることが必要であって、言葉そのものに惑わされてはいけないのだと感じるのです。

 

f:id:panda-mzlbk:20160701184740j:plain*夏は暑いので着ぐるみを脱ぐ