今日は、“ヒヨコ母さん” さんのこちらの記事を見て、綴りたくなった記事です。
それはある寒い日の保育園、お昼寝あけのこと。
いつものように目覚めた子どもたちは、それぞれに着替えたり、トイレに行くなどしていた。
Guoぱんだをはじめとする保育者たちもいつものように、子どもたちを起こしたり、布団を片付けていた。
そんないつも通りの時間、廊下に出た子どもたちの叫び声が聞こえる。
「なんだーこれ!!」
「ゲー!足にくっついて取れない!!」
「センセー!!大変だ!廊下に変なものがあるよ!!」
急いで見に行くと、廊下一面に得体の知れないプニプニしたものが落ちているのだ。
「なななな、なんだこれは!!」
廊下を歩いた子どもたちの足やら服にプニプニがいっぱい付いているのである。
よくみると室内にもプニプニがあり、あちらこちらで踏んで滑ってプニプニが全身についた子どもたちの叫び声が上がる。
プニプニの色はよく見えないが、まさに地獄絵図…
「みんな動かないで、そこに止まって!!」
保育者はまず子どもたちの動きを止めて状況を把握。
そもそもプニプニがなんなのかの調査を始めた。
子どもたちの間では、宇宙人の襲来やら、悪い忍者がばら撒いたものではないか説まで流れ始めていた。
みんなで頭を付き合わせて考えていると、また子どもたちの叫び声…
「ぎゃー!!!!センセー!」
顔を上げると、そこに1人の少女が現れる。
彼女はお昼寝の時だけ排尿失敗対策で紙パンツを履いて寝ているBちゃん。
彼女の足元に目をやると…
パジャマのズボンの裾から、その得体の知れないプニプニがボロボロと床に落ちていた。
…吸水…ポリマー…お前か!!
そう、紙パンツが爆発していたのだ。
トイレに向かう途中、紙パンツに収まりきらないくらいの排尿をした身体の華奢なBちゃんにもビックリしたが、吸水ポリマーの恐ろしさも感じた。
大変便利なものであるが、扱い方を失敗すると大変困ったものになるという、伝説の吸水ポリマー事件であった。