2-51 人はいつか嫌いなものを食べられるようになるものなのか?〜味覚とは?〜
食べ物の好き嫌いは多かれ少なかれ、誰しもあるのではないでしょうか。
Guoぱんだも苦手な食べ物はありますが、アレルギー症状の出ないものであれば、苦手なものでも口にするようにしています。
大人になった今では、健康のためとか、偏りない食材を口にする、というような理屈から食べることが多いです。口にしたら即リバースしてしまうものもありますが、この辺りはいずれお話するとして…
よくこのようなことを言う方がいます。
『いつか食べられるのだから…大人になったら食べられるのだから…子どもが食べたくないというものは与えなくてもいい。自然に食べられるようになるのを待つ』
この考え方には疑問を持つGuoぱんだです。
考えてみて下さい。
いつか食べられる、その “いつか” はどうやってやってくるのですか??
大人になったら食べられるようになる、いや、大人になったら嫌いなものや食べたくないものは、より避けて過ごしませんか??
畑で野菜を栽培して食べさせるとその美味しさに野菜嫌いの子が野菜好きになる!!、なる子もいますが、ならない子もいますよね?一瞬「美味しい」って雰囲気で思うけれど、やっぱり嫌いは嫌いなんだよね〜って…保育園でこの考え方を肯定されると「保育士って幸せよね?」ってGuoぱんだは思います。そんなに人間は単純じゃなーい!!
Guoぱんだは、苦手なものを食べられるようになった人は、それなりの経験をしているから食べられるようになったのだと考えています。
でも、その経験とは何?
我慢することの経験??食べさせられる経験??触れる経験??無理強いの経験??
こんなことを漠然と考えていましたが、離乳食について調べた時に、自分の考えに確信が持てました。
明日はそんな離乳食の観点から味覚の形成について綴ってみたいと思います。