2-182 資格にこだわるものは何を大事にしているのか…
自分の時間を使って勉強して資格を取得する方が多くいます。
仕事をしながら通信教育であったり、夜間や休日に通学する訳です。
Guoぱんだもこの数年の間にいくつか資格を取得しました。
しかしそれが民間の資格になると見下す方がいます。
金で資格を買っている…と酷いことを言う人もいますが、そのような人には一度このように資格を取得している人の体験をしてみてはいかが?と思います。
金を払うだけでは資格は取れませんよ!!
テキストを取り寄せるだけでは資格は自分のものにならないのですよ!!
通信教育を取り上げてみると…
仕事の合間に眠い目を擦りながら、テキストを読んで、課題を提出なければなりません。
それも一回や二回ではなく、物によってはかなり課題があるものもあるでしょう。
課題が全て提出されなければ修了にはなりません。
通信教育グッズを取り寄せたけれど、箱も開けずにそのままになってしまう…という経験が多い中で、資格を取るって、自分の管理も含めて結構大変なんです。
見下している方、一度体験してから喋りましょうか?
さて、子どもを扱う民間の資格を取得している方とこんな雑談をしました。
保育園に1日の実習をお願いしたら、年配の園長に『そんな資格は意味がない』とか、『保育士の資格の方が価値がある』と言われたと…
ありがちですね…救いようのない時代遅れの園長ですね。
今の世の中についていけない上から目線の人。自分がどれだけ素晴らしい保育をしていると言うのでしょう。自信過剰!!
ついでにこんなことも言っていたとか。
「うちは自由保育を推進しています」
…まさか、自由という名の放任じゃないですよね??自由保育を推進しちゃっている段階でGuoぱんだは胡散臭さを感じてしまう訳です。
話を戻します。
保育士資格に意味がある、価値があると捉えるのは一体何を基準にしているのでしょう。
国家資格だからですか??
でも、保育士にもおよそ保育士と呼んではいけないようなX保育士やあんな保育士、こんな保育士が山のようにいるのです。
保育士資格というその年配の園長からしたら立派な資格を、子どものことを第一に考えることができない人間が持っていたら…
自分の目的もないままに、ただ惰性で取った資格だとしたら…
その資格は本当の意味で機能するのでしょうか?
それこそが成長しない保育者、独りよがりな保育者を創り出す結果にも繋がっていくように思います。
民間の資格であっても、子どものことを考え、自分が何を目的としてその仕事をしたいのかを考えているのであれば、‘立派な資格のある’保育士より良い保育を創り出す保育者はたくさんいます。
だとしたら、保育士資格よりも‘たかが’民間の資格の方がずっと価値があるのではありませんか?
資格が子どもを保育をする訳ではありません。
あくまでも、保育をするのは人間です。
目に見える資格の立派さ(何が立派なのかわからないが)や差ではなく、資格を取得した後の、それぞれの人たちのそれぞれの保育に対する、子どもに向ける想いが重要なのではないでしょうか?
資格に胡座をかいてはいけないのです。
自分は大丈夫かしら…時に自分の保育を振り返り、修正していきたいものです。