何気ない日々の生活に保育のヒントを見つけたい!

子どもたちと一緒にドキドキ!ワクワク!〇〇〇〇!していますか?

2-198 固定観念…男は泣かない!?

固定観念

心の中に凝り固まっていて、他人の意見や周りの状況によって変化せず、行動を規定するような観念。

 

例えば…

 

“男は泣かない”

“女はおしとやかに(奥ゆかしく)”

 

…いつの時代の固定観念だ!?と思いますが、まだまだこんな固定観念を押し付けてくる人は少なくありません。

そんなことを思うのは、ある程度年齢を重ねた人でしょ?と思うかもしれませんが、そうでもありません。

様々な年代にそれぞれいらっしゃるように思います。

f:id:panda-mzlbk:20170825214933p:plain

男性アイドルが顔をグチャグチャにして涙を見せても、Guoぱんだはおかしいとはおもいませんが、このような固定観念を持つ人は「みっともない」とか、「男のくせになんて弱い」とか言うのでしょう。

…男の人だって泣きたい時もありますよね。

女の人が自分の意見をはっきり言うと、このような固定観念を持つ人は、「女のくせに生意気だ」とか、「女なんだから控えめにしなさい」とか言います。

…自分の意見をはっきり言って何が悪いのか?

 

これが異性ではなく、同性が言うこともあるのですから、どこまで男と女を差別化しているのかと思うこともあります。

 

男だから…女だから…

確かに男女の性差がありますから、体力や得意不得意などの差があるのは当然です。

でも、男の人のくくりでも、女の人のくくりでも、それぞれに違いもあるものです。

 

子どもたちにも「男の子なんだから〜」「女の子なんだから〜」と口に出す保育者もいます。

Guoぱんだはそんな声を聞くと「男の子だから何?」「女の子だから何?」「文句あるのか!?」と思う天邪鬼です。

 

あまりに決めつけた固定観念は、ある意味自分もを苦しめる材料にもなり得ます。

男だから、女のだからではなく、一人の人としてどうなのか考えてみたいものです。