Guoぱんだですm(__)m
今日はクリスマスイブです。
夜にはサンタクロースが来るお家もあるのでしょうね。
保育園で生活していると、意外に気を使うこの時期。
サンタクロースが来るお家もあれば、うちにはサンタクロースは来ないというお家もあるからです。
来なかった子に「プレゼントもらった?」なんて不用意に言ってしまった時には、子どもの寂しそうな顔とその後の逆ギレを体験します。
「うちにはサンタクロースはいつも来ないの!!うちはそういう家」
さて、こんな言葉を投げかける保育者を見かけることがあります。
「そんな悪い子のところにはサンタクロースは来ないよ!!」
「先生の言うことを聞かないとサンタさんに言ってプレゼントは持って来ないように言うよ!」
…💦
先ほどの話と合わせると、恐ろしいことになります。
サンタクロースが来ない家は、悪い子のいる家なのです。
サンタクロースを取り入れていないお家の子は悪い子なの??
そして、サンタクロースに来てもらうためには、保育者の言うことには全て従うYESマンにならなくてはいけないのです。
いや、大人が自分勝手なことを言っていることだって多々ありますし、子どもが自分の思いを言って何が悪い?という時もあるでしょう…
もう一度繰り返します。
「そんな悪い子のところにはサンタクロースは来ないよ!!」
「先生の言うことを聞かないとサンタさんに言ってプレゼントは持って来ないように言うよ!」
…なんと恐ろしいことを言っているのでしょう。
良い子って何?
保育者の言うことを聞く子が良い子なのでしょうか?
そもそもサンタクロースって、人を選んでプレゼントをする人なのでしょうか?
サンタクロースは、そんな人ではないはずです。
サンタクロースは全ての人に平等に、形あるなしに関わらず、プレゼントを…幸せを…運んで来る存在であってほしいと思います。
サンタクロースを使って横暴を繰り返す保育者にこそ、心のプレゼントはやってこないのかもしれません。