2-285 給食の思い出〜お餅玉、みかん玉〜
学生時代に給食で大変な思い出がある…という方の声をよく聞きます。
例えば…
時間内に食べられないので昼休みまで食べていた。
掃除があるので、机ごと後ろに下げられて、机に挟まれて食べ続けた。
食べきれないのでこっそり机の中に食べ物を隠したが忘れてとんでもないことになった。
などなど、みなさんにもそのような思い出のある方はいるのではないでしょうか。
Guoぱんだはまさにこの該当者で、給食には良い思い出はありません。
ということで、シリーズ第4弾!!
Guoぱんだは、ゴクッと飲むことが上手くありません。
未だに暖かい汁物や飲み物はゴクゴクと飲もうとすると、途中で鼻から噴き出しそうになるので大変危険です。
苦手な食べ物の一つにお餅があります。
今では噛まずに流しこむという危ない技を身につけたので食べられますが、小さい頃はこのお餅は食べるのも嫌でした。
なぜって、飲み込めないので小さくするために時間をかけて必要以上に噛みます。
必要以上に噛み続けると、お餅は苦味が出てきます。
このなんだかわからない苦い味が嫌で、飲み込むことが更にできず、結局、ペッ!と吐き出します。
噛み砕かれ、更に噛むことで新たにまとまった丸い餅玉が口の中から飛び出します。
給食の時に厄介だったのはみかん。
静岡は数十年前は全国1位2位を争うみかん産地でした。
三ヶ日みかんは有名です。
しかし、Guoぱんだはこの異常に薄皮の厚い三ヶ日みかんが苦手でした。
どうしても皮を飲み込めないのです。
飲み込むために皮を必要以上に噛みます。
そのうち味がなくなり、とても不味くなります。
永遠に噛んでいるので、見ている方がしびれを切らして口の中の物を出させます。
吐き出すと、まん丸いカサカサのみかんの皮玉が口の中から出てきます。
そしてなんで飲まないのか?と怒られます。
飲み込めないんだから仕方ないじゃん💢
好きでやっている訳ではないのに…今は皮の薄いみかんと出会い、だいぶ好きになりましたが…
唾液の出方や、口の構造、飲み込む力など、人によって違いはあるものです。
自分が難なく食べられるからといって、目の前にいる子どもや他人が同じように何でも食べられるとは決まっていないのです。
怒る前に、ディスる前に、相手のそうせざるを得ない習性や気持ちを考えることって大切なことではないでしょうか?