Guoぱんだです。
先日、保育園の運動会がありました。
保育園で仕事を始めてからうん10年の中で、初めて心の底から運動会が楽しいと思いました。
以前いた保育園の運動会はいつも、気持ちが乗らなかったり、心が重かったのです。
何が違うのか…
①わかりやすい
以前いた保育園は、小細工が多すぎたのではないか…
テーマを決めたり、見せるための運動会ではないといいつつ、見栄えを気にして、自由がきかない。
今振り返ると、まさに保育者(与える側)の自己満足の内容で、保護者には何をしたいのか伝わらない。
②シンプルな中にも子どもたちの成長が見られる
派手さはありません。
どこにでもあるような、毎年やっているような競技です。
でも、自分のこの子が見られるだけでなく、それぞれの年齢の違いが見られる…
例えば、平均台の渡り方が年齢ごと違い、それを見ることによって成長や変化を感じ、自分の子の過去や未来の姿を振り返ったり、感じることができる。
③保育者が監視されていない
以前いた園は、監視が強く、運動会に限らず自由に行事のプログラムを組んで楽しむことが出来ませんでした。
何かやればチェックが入ったり、失敗をしたと決めつけられ、ひどい時には反省文を書かされたこともあります。自分たちは失敗しているとは思っていないのに…
近年は、自園のチェックではなく外野の酷い介入による監視から、指摘されることがありました。
こうなると、意味がわかりません。
誰のためにやっているか?と…
毎年、上手くいくこともあれば上手くいかないこともあります。それはどこでも共通していると思うのに、監視をする人たちは自園は素晴らしいが、他園はダメって考え方で、そもそもそこがおかしいのです。
その反省さえ許されず、酷く罵倒をされたりすると、やる気も起こらなくなるものです。
1番の違いは③でしょうか?
それなりに今の保育園も園長たちのチェックは入ります。
が、監視や粗探しではなく、子どもの動きをより見やすくするためのチェックであるように思います。
③が、①にも②にも影響されて、雁字搦めの一部の人たちの自己満足のつまらない運動会になっていたのではないか…
シンプル イズ ベスト
与える側が楽しむことの大切さ
そんなことを考えながら、運動会の競技の準備をする3時間でした。