4-320 綴じ込み作業は競争で!!
Guoぱんだです。
この季節になると、卒園文集やら、何かの冊子を作るやらで、プリントした紙を重ねて束ねて綴じ込んで製本する…なんて作業がありませんか?
保育園では、お金に余裕があれば、この一連の作業を業者さんにやってもらうなんてこともありますが、Guoぱんだは手間はかかるけれど極力自分たちの手でやりたい派でした。
以前、綴じ込み作業の最初の行程、『プリントした紙束をページ毎に並べて一枚ずつプリントを取り重ね冊子にできるように集める』作業をしていました。
200冊以上の冊子を作るのですから、手の空いている職員で集まって、何回も同じことをしてひたすら束を作っていきます。
この半エンドレス作業は嫌いな人もいて、この日もぶちぶちと文句を言いながらやっている人もいました。
Guoぱんだは比較的好きな作業なので、リズムをつけながらやっていました。
この作業、リズムが崩れると止まってしまって、後ろから次の人が押し寄せて渋滞になることも少なくありません。
そんな特性がいつの間にかゲームのようになっていて、いかに渋滞を作らないかで、そこにいる全員がリズムに乗って動き始めたのです。
リズムつけながら後ろの人に追いつかれない競争をする…
いつしか大笑いしながらの綴じ込み作業になっていました。
そこへやってきた上司が何やら楽しいメンバーを見て「何?楽しそうだね」と見学。
そして帰り際に一言…「あなたたち…何でも遊びにしちゃう天才だね」と去っていきました。
なるほど、遊びの天才!!
保育士にとっては最高の褒め言葉じゃない?
あっという間に終わったこの作業、遊びを楽しめるメンバーがいたからこそ楽しかったんですよね。これ、一人でも他人を責めて喜ぶような、性格に難のあるX保育士のような人がいると楽しめないんですよね…また、素朴に褒めてくれた上司も今や悪の化身のようになってしまわれました。あの頃の純粋に他人を見る目を復活させない限り、人はあなたについていきませんよ…
この季節になると、楽しかった昔良き時代の元職場を思い出します。