5-188 怒ると叱る ✳︎2016.7.10の記事より
Guoぱんだです!!
本日は2016.7.10の記事より、保育士さんにメッセージを…
保育の世界の中でよく使われる言葉で “怒る” と “叱る” の違いがあります。
確かに言葉が違うのですから、違いがあって当然です。
何が違うの?と説明を求められるとざっくりこんな感じで聞き、伝えるのでは?
“怒る” は感情が入っている行為なのでよくない。
感情を入れて子どもたちに伝えても本来伝えたいことが伝わらない。
だから保育者は “怒る” ではなく “叱る” という感情を抑えた方法で子どもたちにいけないことを知らせる。
…云々…
Guoぱんだもこんな感じで教えてもらいました。
“怒る” と “叱る” は違うんだ!と頭の中に理論的にインプットしたのです。
が、最近思うのが、“怒る” と“叱る” って本当に違うの?
あまり大差ないような気がしないでもない?
何だかそう思わされて過ごしていたかも?
言葉マジックというかなんというか…
意味を調べてみると
怒る…我慢できない不快な気持ちを一時的に表す または 目下の者などのやり方が悪いと言って叱る
叱る…目下の者の考え・態度・行動についてよくないと言って強く注意する
…やっぱりあまり変わらないのでは??
せっかくなのでこちらも調べました。
注意する…忠告
忠告…相手のためになるように意見をいうこと
…この辺までくると少し安心できる言葉がでてきました。
Guoぱんだの結論としては、要するに叱り過ぎたらそれはそれで問題なのではないかということ、そして叱り過ぎれば “怒る” ことと大差がなくなってくるのだということ。
先日、ある場所でこの“怒る” と “叱る” について話題があがりました。
“怒る” とは子どもが受け入れられない言葉で攻め立てること
“叱る” は子どもに気づいてもらうこと
この時はこう定義づけをしました。
他の方のブログなどの記事でこんなことも書かれていました。
「自分のために怒る。相手のために叱る。」
もしかしたら 保育現場で言う “怒る” と “叱る” の差は、保育の世界の専門用語的なところがあるのかもしれません。
ですから、言葉自体が大事なのではなく、子どもに大切なことを気づいてもらうためはどうしたらよいのか、相手のためになる物事の伝え方を保育者や大人が考えることが必要であって、言葉そのものに惑わされてはいけないのだと感じるのです。