5-360 枯れっぱなしの花 ✳︎2017.3.30の記事より
Guoぱんだです。
本日は2017.3.30の記事より、保育士さんにメッセージを…
この時期、園には卒園式に使った花がまだ残っていることがあるのではないでしょうか。
こんな些細な環境の中にも、その園の心遣いや環境に対する心がけが見えてきます。
何年か前に元職場の子どもたちの卒園式に花(アレンジメント)を贈りました。
それから数日後、元職場に行く用事があり足を運んだのですが…
贈ったアレンジメントはまだそのままの状態で置いてありましたが、中には枯れ枯れになった花が刺さっていて、水もあげていない様子でした。
贈った側としてはショックを受けました。
水をあげればもう少し持ちそうなアレンジメントですし、枯れた花を取り除いていかないと見た目も悪く、手入れをしていないのが丸わかり。
以前ならば主任がさりげなく管理してくれていたりしたものですが、そういう心を向ける人がいなくなると残念なことになります…この主任はかなり反面教師元上司から嫌われている方でこの派閥の人たちにもバカにされていましたが、Guoぱんだはこのようなさりげなく環境を管理できるこの主任は偉いなと感じました。
ですから、自分がそういう立場になったら、現場ではやりたくてもなかなかできない環境については意識して取り組まなくてはいけないと思っていました。
さて、この元職場は現在は新しい園長、主任は保護者や職員の悪口を言うのに忙しく、環境に目を向けるどころではない様子。
花瓶の花や頂いた花は数日で枯れて、そのまま玄関先に放置されていたり、綺麗に管理していた花壇やは何もない状態になっています。
…さみしいですね。
自分の見た目を着飾ることは完璧なようですが、本当にそれだけでいいのでしょうか?
環境の美しさを保つためにはそれなりの管理や心遣いも必要です。
花を生けてくれた方、贈ってくれた方、花を生産されている方…たくさんの思いがあるのです。
見ている人はこんな些細なところもきちんと見ています。
このような上司を当たり前のように見てきた若い職員たちが、このような心遣いの大切さも気づかずに育って行くのだとしたらお気の毒としか言いようがありません。
また子どもたちも同様、そんな環境内では育つものも育たないでしょう。
見た目だけではなく、心も洗練された人材育成も必要なのではないかとつくづく感じます。
あなたの園の環境は大丈夫ですか?