Guoぱんだです。
本日は2017.8.30の記事より、メッセージを…
保育園で夏野菜が出来すぎて困ってしまった時に、こんなことをしたことがあります。
『畑の野菜とり大会』
親子で畑のお野菜を夕食に…と企画しました。
なにせ、野菜が出来すぎて収穫する時間がないので畑は荒れ放題。
保育園にとっても、保護者にとっても一石二鳥の企画です。
保育園ですから、子どもたちのお迎えの時間が様々です。
1日ではなく数日、不公平のないように時間設定は色々に、野菜の出来具合をみて不定期に開催しました。
しかし、お迎えの時間の開催のため、保育者が畑に常時ついているのが不可能な状況でもありましたので、実はいくつか心配事がありました。
その一つは、畑を荒らしてしまわないか?ということ。
これは、普段子どもたちに畑を大事にする姿を伝えていましたので、特に心配することもありませんでした。
もう一つは、保護者と子どもが自分のことだけ考えて、一家庭がたくさん収穫し、後からやってくる家庭に野菜が行き届かないのではないのか?ということ。
こちらは保育者の想像を超えていました。
自分のことだけを考えて収穫をしてしまう保護者は誰一人いず、手渡されたビニールに適度に野菜をいれていくのです。
スーパーの袋詰めとはえらい違いです。
しかも親子で「あまりとりすぎると、みんなの分がなくなるよね」とか「みんな食べたいと思うから、今日の夕食分だけをとろうね」などと、他の家庭のことも気にしながら収穫しているのです。
保護者の意識に感動したのを覚えています。
このような自由参加の自由になんでもできそうなイベントは、相手に不信感や疑いの目を持ちながらの開催は不可能であると感じました。
お互いを信じる気持ちがなければ出来ないことなのかもしれません。