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7-301 コロのいない日々…〜発病前の「あれ?」不思議行動と前庭疾患の関係〜

Guoぱんだです。

 

コロが天に召されて、1ヶ月が経とうとしています。

あまりに突然で、あまりに気持ちが整理できない時期だったこともあるのか、正直なところ『まだ1ヶ月も経っていない』という感覚です。

今にして思えば、コロに前庭疾患の症状が現れる少し前から、「あれ?」と思うことがいくつかあったことを思い出すことも多く、物言えぬ生き物を育てていく難しさを感じたりもしています。

 

そんな「あれ?」を、自分自身の戒めとして、また同様に漠然とした「あれ?」を感じている多くの方々に知ってもらうためにも、備忘録にしておきたいと思います。

 

 

2022年に入り体調の良かったコロは、遠方にある脚を診ていただいていた動物病院の定期受診くらいしか動物病院に行くことがありませんでしたので、そちらの先生に体調面は相談していました。

 

2月にトリミング中に下痢をして緊急に診察してもらったところ、膵臓の値が高値になり、毎日の薬服用と食事にはかなり気をつけるようになりました。

その時々で数値は上がったり下がったりを繰り返したものの数値は安定していたのですが、8月に入り今度は肝臓の値が悪くなりました。

どこかに炎症があるのでは?ということだったので、半年前くらいから鼻先や口の中を気にする仕草多くが見られるようになったコロの様子を伝えました。

老犬ということもあり(しかも歯磨きが大嫌い)、騙し騙し過ごしていた歯にはかなりの歯槽膿漏がありました。

人間も歯が悪くなると内臓に影響が出るという研究がなされていますが、これは近年、犬猫などにも同様のことがあるのではないかと言われるようになってきている…とのことで、15歳の老犬コロが麻酔を使って歯の抜歯を含めたお掃除をするのは多分最後のチャンスになるのでは?というラストチャンスを掲げての歯の治療を9月の中旬に決行しました。

日帰りだったのでお迎えに行くと、麻酔が醒めきらず、しかもたくさん抜歯をしなければならないほど歯が傷んでいましたので、その痛みから朦朧としていたコロ。

このまま天に召されるのでは?と帰りの車の中で覚悟したことも思い出します。

ただ9月20日の16歳の誕生日は無事に迎えることができ、大好きなケーキも食べて、その後は元気いっぱい。

走り回ったり、散歩に出かけたり、わがまま放題のコロに、2023年も一緒に迎えることができると安堵していました。

f:id:panda-mzlbk:20230129162734j:image11月上旬に庭を走り回るコロ

 

元気さとは裏腹に、徐々認知症は進んでいるようで、1日の大半は寝て過ごし、起きた時にはボーっとしていることは増えていました。

 

「あれ?」ということが増えてきたのが12月に入ってから…

12月の上旬にトリミングに行きました。

いつもならば帰りに車の中で大騒ぎするのですが、静かなコロ。

この時は疲れたかな?くらいにしか思ってはいませんでした。

 

12月中旬、急に気候が寒くなると、前日まで走って庭を散歩していたコロが急に外に行くことを嫌がるようになりました。

目を細めて、まさにこちらの方言にある「ひずるしい〜(眩しい)」表情が多くなりました。

寝起きに立ち上がる際、時間がかかることがあったり、床の上を器用に寝たままピンピンと移動することもありました。

うつむき加減で歩くことも多くなり、今まではなかった夜中の徘徊や、隙間や狭いところに引っかかって動けなくなっていたり、空洞に入り込もうとしたり、玄関にたたずんでいたり…

眠る場所は固定せず、疲れた先で寝る…という繰り返しにもなりました。

一番気になったのが、寝ながら小刻みに震え、なぜか冷たい床(カーペットのない場所を選んで)を探して寝ること。布団をかけても蹴脱いでしまうのですが、めげずに布団をかけました。

実はこれらは後でわかったのですが、この頃、認知症が進んだと思っていた数々の「あれ?」は、前庭疾患の症状として現れる兆候だったのです。

 

そして12月22日夜、寝起きに立ち上がれず、失禁してしまいますが、この時はすぐに元に戻り歩いて庭に出て行きましたが、それから2日後の24日の21時、突然立ち上がれなくなってしまいます。


明日はコロの1週間の闘病日記となります。

 

 

本日よりブログ開設7年目にしてはてなブログProに移行しました。

よろしくお願いします。

 

 

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