100 アオバハメノクスリ

隣の家の畑を眺めていたら、畑の一角にとても小さな痩せ細ったおばあさんが座っていた。 「炎天下の畑に具合の悪そうなおばあさんが!!暑いだろうに…」 何をしているのだろうと、よーく目を凝らして見てみた。 …手ぬぐいが干してあるだけであった。 車を運転中、前方の畑の中に真黒い巨大な熊が仁王立ちしていた。 「こん…