5-205 コミュニケーションとメラビアンの法則 ✳︎2016.8.17の記事より
Guoぱんだです。
本日は2016.8.17の記事より、保育士さんにメッセージを…
保育の仕事をする上で “コミュニケーション” は様々な場面で必要になってくる。
子どもとのコミュニケーション、保護者とのコミュニケーション、職員同士のコミュニケーション、あるいは地域の方々とのコミュニケーションというものもあるかもしれない。
“コミュニケーションは大切” と言葉では簡単に言えるが、なかなかの曲者であるのも、このコミュニケーションである。
自分はコミュニケーションをとっているつもりでも相手に伝わらないこともたくさんあるし、またその逆もあったりと、十分ではないケースや難しさを感じることも多々あるのではないだろうか。
コミュニケーションの種類には大きく分けて
①言語コミュニケーション
②非言語コミュニケーション
の二つがある。
メラビアンの法則(第一印象を決める要素のこと)では…
話の内容や会話などの言語コミュニケーションは全体の7%。
非言語コミュニケーションは表情や服装等から得る視覚情報55%と声の質などから得る聴覚情報38%、残りの93%を締めているということであり、初めて会った相手に対しては、話の内容や会話などに注目してはいないということにもなる。
また、人の第一印象は2、3秒で決まるらしい。
要するに初めてあったその人の印象は一瞬で決められてしまうということである。
たしかに2、3秒の間に話をしてその人の人となりを知ることは不可能であるから、メラビアンの法則には納得である。
ということは、服装にしろ髪型にしろ表情にしろ、第一印象で嫌な気分を与えない配慮は必要ということになる。
どんなにステキな保育ができたとしても、だらしない服装をしていればだらしないのだろうと思われるし、不機嫌そうな顔をしていればいつも不機嫌な人だととらえられるのである。
初めてあった保育者の髪の毛がモルモット状態であれば、この保育者はいつも髪の毛にモルモットを飼っていると思われるということでもある。
初めて合った時にあまりいい印象を持ってもらえない、もしくは持たないと、その印象を良いものに変えていくことは少しばかり努力が必要になる。
その人を知れば知るほど良い面も見えてくるし付き合い方もわかってくるが、また嫌な部分が見えてしまうと「やっぱりね…」と最初感じた悪い印象を思い出すという経験も実際にある(先入観)。
本格的なコミュニケーションをとる前に印象が悪いと、マイナスからの関わりになる。
これではコミュニケーションも取りにくくなるし、人との関わりが大変だと感じても仕方がない。
せめてゼロからの関わりを持ちたい。
それは、いつも服装や表情を着飾っていないといけない…ということではなく、どこからみられても恥ずかしくない態度や姿をしていないといけないということである。
そこをまずクリアすることで、コミュニケーションの取り方もスムースになっていくのではないだろうか。