Guoぱんだです。
昨日のつづき、お付き合いありがとうございます。
『おててマクマクちようね〜』
…この中には本来の正しい日本語は全く使われていません。
たしかに1歳児といえばまだまだ小さい子どもたちです。
言葉もまだうまく出なかったり、喋ることも難しい子どもたちです。
わからないこともたくさんあるでしょう。
「おてて」や「ぽんぽ(おなか)」「まんま」など、たどたどしい言葉や幼児語が多いことも当然です。
だから小さい子どもたちには幼稚な言葉を使って接すればいいと、安易に幼児語を使っていることはないでしょうか。
また、小さい子どもたちは良し悪しも含めて何もわからないと決めつけていないでしょうか。
小さくても、子どもは一人の尊重されるべき人間です。
そう考えると、幼児語を多用したり、小さい子どもたちは最初から何を言ってもわからないと決めつけて接することは、この一人の尊重されるべき人間を軽んじているということに繋がりませんか?
1歳児であっても、「服の袖をあげて手を洗おうね」と声かけして実行すれば、言っていることはわかるはずです。
変に幼児語を使って話しかける必要はないと思うのです。
丁寧な日本語、正しい日本語を使うことを時に意識してみると、言葉の大切さや美しさに気づくことがあるかも知れませんね。