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2 Guoぱんだの新人時代

今日も一日お疲れさまでした。

新しい環境の中でいろいろなことに気を遣っているのではないでしょうか。

Guoぱんだです。

 

さて、Guoぱんだの新人時代は、新人職員はめったにいない時代でした。

ベテランの保育士さんがたくさんいらしゃるのですから、新人Guoぱんだは子どもたちにとっては何でも言うことを聞くお姉さんです。

 

そんなGuoぱんだの担任する3歳児クラスに、Mちゃんという女の子がいました。

Mちゃんは園外に散歩に出た帰り道に必ず「歩けない〜」と大騒ぎをしてはGuoぱんだにおんぶをせがみます。

クラスの子どもはMちゃんだけではありません。

おんぶなんて毎回してあげるわけにもいかず、あの手この手で対応するのですが、Mちゃんには全く効果なし。

いつもMちゃんとGuoぱんだだけ列を離れてしまい、二人で大騒ぎしながら園に戻るのです。

Guoぱんだにとって散歩の日が憂鬱なことは想像していただけるでしょう…

今ならば新人GuoぱんだをMちゃんが試していたこともよくわかりますし、散歩の時だけではなく普段からMちゃんと関わりを持つことで関係を改善することを容易に思いついたのかもしれません。

が、Guoぱんだは新人。

そもそも散歩の付き添いですら「どこを見ていればいいのやら〜」状態で周りをみる余裕などありませんでしたから、Mちゃんのこの無理難題にはほとほと疲れきっていました。

見かねたベテランの保育士さんがアドバイスをしてくれるのですが、やってみても出来るわけもなく、「ダメだ〜Guoぱんだは保母さん(その頃はこう呼ばれていた〜懐かしい!!)には向いてないよ」と落ち込む毎日でした。

こんなことの繰り返しですから、更に劣等感の塊になり、全てのことに対して臆病になります。

「これをやってみたいけれどおかしいって思われるかな?」

「Guoぱんだが言ってもなんで聞いてくれないんだろう。嫌われているのかな?」

「寝かしつけしてるのに子どもたちが元気になっていく・・・早く寝かさなきゃダメな新人だと思われるに違いない」

などなど、ネガティブなたくさんの思いが頭の中を駆け巡ります。

だからベテラン保育士さんに悩みを相談することもできませんでしたし、全てに対して消極的になっていきました。

 

今のGuoぱんだからは想像できな〜い!!と、Guoぱんだを知っている人々から言われそうですが、経験年数をかなり重ねた保育者だって新人時代は必ずあったわけです。

 

でもね・・・ 最近思うのは、自分の新人時代を覚えていない人がいるっていうことの衝撃。

自分の黒歴史を、Guoぱんだは忘れたくたって全く忘れられないんですけどね。

この違いって何だろう・・・ 真剣に考えてしまうのです。