244 愛すべき花たち〜ヒヤシンス・水栽培開始〜
一日立っていて腰の痛いGuoぱんだです。
一ヶ月前、毎年恒例のヒヤシンスの水栽培を始めました。
球根を購入したら嬉しくなって、早々水につけてしまいました…以前保育園で子どもたちと水栽培しようと(3月の卒園式で花を咲かせたくて)逆に12月まで球根を転がしておいたらカビてしまっていたことを思い出します。
まあ、仕方ない…
今年は赤いヒヤシンスを選びました。
でも、水栽培で赤いヒヤシンスが上手く生長したことがありません。
花が大きくならなかったり、茎が伸びずにチョロッと花が咲いて終わりとか…
今回はどうかな?と実験も兼ねて赤を選びました。
ピンクや黄色はやたらに花だけが大きくなって茎が耐えきれず折れてしまったり、水栽培はデリケートだなと思うこともあります。
クラスの子どもたちがそれぞれに球根を育てると、花の色別で開花の順番があることもわかり面白いです。
ちなみに例年水栽培をするので、春になると植木鉢がこんな↓感じになります。
15 愛すべき花たち③〜継続しています〜 - ワク*2 ドキ*2 ◯◯*2 保育士MEMO
水栽培の専用ポットを用意します。大きいペットボトルでポットも作れます。丸いタイプの方が都合がいいですが、最近このタイプのペットボトルが減っています。
水の量は、球根の下に水が触れる程度の高さにして根が出てくるのを促します。
さて、水栽培をはじめたら、しばらく外の光を入れないようにお家を作ってあげます。
なぜかというと、根っこが出るまでは冷暗所に置いた方がいいからです。
自宅でやる場合は置き場所を考えればいいですが、園だと置き場所も限られるのでこんな風にお家を作ってあげるといいかなと思います。
お家があると、子どもが家を作るのも楽しいし、こっそり覗くことがより楽しいので興味も持てていいです。
そうそう、球根に毎年名前をつけています。
今年はレッドくんにしました。なのでれっどくんのおうち!です。
5歳児は一人一つずつ名前をつけて育てたりすると、個性的というか現実的な名前をつける子もいて笑えます。ヒロシとか、サチコとか、アキラとか…
3日目にはもう根がでてきました子どもたち曰く「ヒゲが出た!!」となります。
6日目 随分根が伸びました
根が伸びてきたら、水の量を減らして空気の層を作り、根っこに酸素を供給させてあげます。要するに、水がいっぱいだと根っこが窒息してしまう(>_<)ということ…
根っこが伸びたらお家を外し、日当たりの良い場所へ移動させてOKです。
1週間に1〜2回くらい根を傷つけないように水替えをしてあげます。
子どもたちはこの作業も大好きですが、観察のし過ぎで根っこが傷んだり、たまにマメすぎて根っこを洗って切ってしまい「僕のヒロシのヒゲがなくなった」と訴えてくる子もいますので、注意が必要です。
「さあ、ヒロシ、水を替えようね」と優しく声をかけているのを見ると、意地悪でしているのではなく、あくまでお世話した結果なので、言葉を選びながら適度に世話をしてあげることの大切さを伝えてあげたいです。
人間も動物も植物も世話のし過ぎや過保護は “せいちょう” を妨げる…ということでしょうか。