母親が退職をしたので、家族でちょっと高級な料亭に行った時のこと。
座敷に座り、料理を待っていると、籐のカゴのようなものに入れられた小洒落た料理が運びこまれました。
持ち手のように上で籐が組んであって、なんともいたずら心をそそる形なのです。
『この繋ぎ目はなんだ?ここで留めてあるのかな?』
何でも触ってみたくなる心理になったGuoぱんだはその繋ぎ目を押してみたのですが変化なし。
『ん??』
もう一度ぎゅーと押してみると…
パーンッ!!!
思い切り籐のカゴが弾け飛んで、小洒落て盛り付けてあった料理が座敷一面に飛び散りました。
ちょうどその時、運悪く料亭の女将がやってきて、その惨状を見てしまいました…
そして一言。
「お客様でお二人目です…」
…Guoぱんだ以外にも探究心豊かな人間がいたらしい。
女将は恐縮するGuoぱんだに新しい料理を持ってきてくれました。
今度は普通の小洒落たお皿に入れて…
探究心は素晴らしいものである。しかし、時と場合による。
この時に培った教訓であります。