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2-171 慌てず騒がず冷静に…

Guoぱんだです。

 

人間、切羽詰まると冷静になることがある…と思うのですが、そのようなことはありませんか?

以前こちらの記事でも ↓ 綴りましたが、

今回は消防自動車…

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夜、お風呂に入っていると火事なのか、消防自動車のサイレンの音が聞こえた。

『どこかで火事?』と思っていると、サイレンの音が近所で止まった。

『近所なのかな?』と入浴を終えて二階に上がり外を見ると、なんと!自宅の裏に消防自動車がたくさん停まっていて、消防隊員やら野次馬の姿が見える。

『…??火事はうちか?』

数秒考えた後、『これはやばくないか?』と思う。

しかし『外に出るにはパジャマはダメだろう…』と着替えをしながら、両親を起こしに行く。

『い、いない…。まさか、風呂に入る一人娘を残して、自分たちだけ逃げたのか…なんて親だ!』と、怒りを覚えながら多分助け出されていないであろう一階にいる祖母を助け出しに行く。

火事にも関わらず、祖母は爆睡していた。

爆睡している祖母…どうやって担ぎ出そうと悩んでいると、裏の勝手口が開いた。

両親がジャンパーを着た姿で「怖い怖い」と言いながら帰ってきた。

「……??」

広い国道を挟んだだいぶ向こうの意地悪おばさん(昔、学校帰りに待ち伏せされて嫌がらせをされました…)の家が火事だった…

道路が狭かったので、Guoぱんだの家の裏にとめて、そこからホースをひくしかなかったのだとか。

 

よかった…燃えているのがうちではなくて、と思った瞬間だった。

 

でも、これ。

本当に自宅が火事ならば自分は助かったのだろうか…と振り返ることも多い。

大騒ぎし過ぎて、より大変なことになることもあるだろうが、冷静すぎて取り返しのつかないことになることもあるのだろう。

 

もしもの時に慌てず騒がず冷静に、しかし速やかに行動が起こせることは必要ですが、考えているほど身体は反応しないものなのかもしれません。

毎月の避難訓練や様々なマニュアルを作りが無意味に感じてしまうことがありますが、身体が自然に動かないのであれば、理屈で動けるようにしておくことも大切なことです。それでもその通りに動けるとは限らない…

園の避難経路やマニュアルの定期的な見直しが大事なのと同様、家庭の中でも話題に出したい内容なのだと改めて思います。