3-239 やぞうこぞうを発見!!
Guoぱんだです。
槙の木に『やぞうこぞう』がつきました。
やぞうこぞう…???
槙の木の実のことです。
遠州地方では槙の木の実は『やぞうこぞう』と言われています。
Guoぱんだの家もそうですが、遠州地方では昔からある家は特に槙の木で家の囲いをする “槙囲い” の家が多いです。
遠州地方の冬は、雪こそ滅多に降りませんが、遠州の空っ風といって、台風もびっくりの強風が吹き荒れます。
歩けない…
自転車が進まない…
鼻がちぎれる…
家はバタバタ鳴る…
風除けもあって、自然素材の槙の木を敷地の壁にしている家が多いようです。
庭師の方が庭に入った時にこんなことを言っていました。
「やぞうこぞうができると、槙の木が瀕死状態。子孫を残そうとして実をつけ、種を落とす」のだそうです。
なので、実ができると、土がやせているのかな?と思った方がいいのかもしれません。
さて、このやぞうこぞうは赤い方(やぞう・子房)が食べられます。甘くて美味しいので、以前は保育園で散歩に行って見つけると、いくつか食べていたこともありますが、今のこの衛生管理が徹底している環境の中では恐ろしく怒られそうですから食べないようにしています。
緑の方のこぞうは胚珠、種子です。
最近、知り合いの方が、こぞうを土に蒔くと、「可愛い芽が出てくる!」というので、早速実験しています。早く芽が出ないかな?
ちなみに槙の木の葉で手裏剣を作ったりして楽しむこともあります。
この辺話題はまた機会があれば綴ります。