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5-324 色を決めつけていないですか!?

Guoぱんだです。

 

Guoぱんだが子どもの頃は、当たり前のように男女で色分けがされていました。

男の子は黒で名前が書かれて、女の子は赤で名前が書かれるなんてことは日常茶飯事。

男の子が赤いものを持てばおかしいと言われ、女の子が青いものを持つなんてもってのほかという雰囲気でした。

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Guoぱんだは、小さい頃から青や水色が好きです。

好きなものは仮面ライダー

家では仮面ライダーの青いサンダルを愛用していましたし、保育園で水筒が欲しくなると選ぶのは仮面ライダーの青の水筒。

年長児になって女子は赤を持つのだ…と暗黙に決められたことがあるのだということに気付いてから仕方なく赤い水筒を買いましたが、以後は黄色の水筒だったり、赤やピンクは持たないので、世間一般の女の子ではなかったのかもしれません。

こんな風変わりな子どもに付き合ってくれた両親には今更ながら感謝です。

 

さて、現在はランドセルの色は選べる時代になり、男女を色で分けるなどは人権問題にも発展してくるわけです。

でも、保育園で生活していると、製作の場面でまだまだ色のこだわりが抜けきらないことを感じます。

例えばおひなさまを製作すると…

おひなさまの着物は赤系、おだいりさまの着物は青系を当たり前のように用意しておきます。

なんだかおかしな話です。

女の子の色、男の子の色なんてないはずなのに…

 

Guoぱんだはこのようなものを用意する時には勿体無いと思いつつ、子どもの人数の倍を用意するように心がけています。

だって、着物の色なんてなんでもいいじゃん?と思うからです。

好きな色を選びたいのにその色がなかったら、子どもたちはがっかりするだろうなと思うからです。

子どもたちも色を選ぶ時には赤系、青系を意識して選ぶ子は多いです。

見本のおひなさまの飾りがそうなんですから…

でもたまにいるです。

一般的な色を逆に設定する子や、黄色やなんだか複雑な色を選ぶ子が…

一瞬、大丈夫!?と思いますが、完成してみると特に違和感はなく普通に飾りが出来上がります。

 

違和感を感じてしまうは、単純に頭のかたくなってしまっている大人なのです。

感性は人それぞれ。

みんな同じ感性なんて気持ちが悪いし、ありえないですよね!?

「えー、これおかしいよね」なんて言ってしまったらそこで子どもの気持ちは終わります。

全然おかしくないのに、おかしいなんて言われたら、やる気もおこらなくなりますよね?

 

製作の場面、ちょっと面倒だけど、少し子どもの数より多めに用意して、子どもの感性を楽しんでみませんか?

思いもしない作品が出来上がるかもしれませんよ!!