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7-16 掃除をしない職員たち②   ✳︎2016.4.25の記事より

Guoぱんだです。


本日は2016.4.24の記事のつづき・・・

 

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ある時気がつきました。

何に?って、なぜ玄関がいつも汚いのか。

そう、玄関掃除をしているのは、園長先生とGuoぱんだとほんの数人のよく気づく職員だけだったことを・・・(職員が35人以上いる職場ですよ)

 

朝、園長先生やGuoぱんだが玄関掃除をしていても、一部の職員はそれが当たり前だと思っているのか、単におばちゃんの仕事だと思っているのか「おはようございまーす」と涼しい顔で園舎の中に入っていきます。

「ありがとう」を言われたくてやっている訳ではありませんが、これでいいのか?

 

経験豊富な職員は「今の若い子は自主的に掃除しないよね」と言っておりましたが、いやいやあなたたちもですよ!!

むしろ、あなたたちが掃除をする姿勢をみせないからやらないんでしょ!?

 

この後も、なかなか重い腰をあげない職員たちに「掃除をしましょう」と声をかけましたが、身に付いてしまったものはそう簡単には変えられません。

誰も率先してやるものなどいません。

恐ろしい限りです。

 

………

 

ある冬の超寒い日。 園舎の周りに大量の松の葉が集まっていました。

時間もとれない毎日でしたが、時間をみつけて掃除をすることにしました。

もちろん他の職員は、誰も手伝おうとはしませんし、気づくこともないでしょう。

一人で巨大ゴミ袋にして5、6袋集めて園舎内に戻りました。  

さっきまで超寒かったのに部屋の暖房が暑い・・・

それから数分後、外にいる時にすれ違った保育業者さんが園舎に入ってきました。

業者さんは「先生・・・外掃除を先生がされるんですか!?」と驚きの声をあげていました。(一応Guoぱんだは主任でした…)

そんなに驚くことか!? ・・・

 

Guoぱんだは、どんな立場であろうと、職種が違おうと、人生経験をつんでいるかいないかに関わらず、同じ職場にいるのであれば、職場の環境を維持するための仕事をすることに差はないと思うのです。

あそこが汚れているけれどまぁ誰かがやるでしょう、私の担当じゃないし…ではないと思うのです。

実際は汚れていることにさえ気づいていない人もたくさんいる訳です・・・

 

人の言う通りに動くだけなのはあまり歓迎するものではないとGuoぱんだは思いますが、まわりの様子を見る力を養い、よいことであれば見習うことは大切です。

Guoぱんだの保育士生活の中では、さりげなく現場が忙しい時に掃除をしてくれていた園長先生や細かい部分まで気がついて掃除をしてくれる同僚職員など、ステキな人たちがいたことが宝です(残念なことにその逆のケースが圧倒的に多いものです)。

 

その日の夕方、一人のお母さんがGuoぱんだのところにやってきて言いました。

母「先生。ありがとうございました」

G「え??何が?何かしましたっけ?」

母「昼間、園の前の道を通ったら、先生一人で松の葉を綺麗に掃いてくれてたから」 

・・・気づく人は気づくんですね。

ステキなお母さんです。

 Guoぱんだは、こういう人になりたいです。