一昨日の昼間、TVで刑事ドラマの再放送をやっていました。
ふと耳に入ったクライマックス場面で、こんなようなセリフが…
「君のお母さんは(お腹の中にいる)君を守りたかったから嘘をついた。そしてお父さんも君を守るために人を殺めてしまった。そして〇〇さんも君を守るためにまた罪を犯した。だから君は一人じゃない。君を守ろうとしてくれている人がこんなにたくさんいるんだ」
(; ̄O ̄)
えーっ!!Guoぱんだならばこんなこと言われたら一生立ち直れない。
だって要は「君のためにみんな罪を犯してしまった」ということでは?
脚本を書くのも大変だとわかりますが、何だかなぁ…
君への慰めの言葉にもとれるが、受け取り方次第ではひどい投げかけの言葉です。
これなら『相棒の杉下さん』が「悪いことはどんな理由があろうと悪い」と犯人に一喝する時があるが、その方が数倍慰めになると思ったGuoぱんだです。
自分はよかれと思って声をかけても、相手にはそうは思えない傷つく言葉もあるので、気をつけたいですね。
さて、今日は梅雨時期に合わせて、4歳児のTくんの話。
その日は朝から雨が降っていましたが、お昼前に一瞬雨がやむ時間がありました。
梅雨時期ということもありなかなか外にも出られないので、その一瞬に気分転換をするため園庭に出ました。
木の下に大きな水たまりができていて、それを子どもたちと眺めていると突然Tくんがやってきて言うのです。
「もうすぐだに。もうすぐ来るで」(遠州弁丸出し)
当然Guoぱんだは「何がくるの?」と聞き返しました。
Tくんはにやりと笑いながら「…アメンボじゃん。もうすぐくるで」と空を見上げます。
「アメンボって水に浮いてるあれでしょ?なんであっちからくるの?」と声をかけましたが、Tくんは冷静で「まあ、待ってな。もうすぐだで、もうちょっと待っててみ」と空を見上げたまま言います。
Guoぱんだは内心『Tくん仙人かい!?』と思いながらTくんの指差す方向をじっと見ていました。
……………
それから数分後、空の向こうの方から黒い物体が飛んできました。
その黒い物体はGuoぱんだたちのいる大きな水たまりの中に降り立ちました。
それはまさしくアメンボ!!
「フフッ、ほらね」とTくんはその場を立ち去っていきました。
恥ずかしながらGuoぱんだはアメンボが空を飛ぶなんて、この時まで知りませんでした。
でも、なんでTくんはアメンボが飛んでくる時間まで知っていたのでしょう…
いつも雨上がりに観察していたの!?
それとも…
まさにそれはTくんがアメンボ仙人になった瞬間でした。