3-116 武勇伝〜すいか割れちゃった!!!〜
Guoぱんだですm(_ _)m
ある夏のこと。
保育園の畑で育てていたスイカが大きくなっていたので、年長児が代表でスイカの収穫に行くことになりました。
それはそれは大きなスイカでした。
さて、保育園に持ち帰るため、Guoぱんだがスイカを持とうとすると、子どもたちから待った!!の声がかかりました。
子「先生!!僕ら(私ら)で保育園まで運ぶから大丈夫だよ!!」
( ̄∀ ̄)…
いや、保育園までの道のりは軽く100mはある。
多分、いや、絶対にあれだよね…
落とすぜ!
間違いなく…
G「いや、重いし、Guoぱんだが持ちます!!」
子「先生…重いからみんなで持つんじゃんね?大丈夫、みんなでやるよ!!」
というあまりの熱意に、仕方なくお任せしました。
そして10秒後…
「ギャー!!」
ボトッ!!
ゴロ!!
パカッ!!
子「わっ、われちゃった💦どうしよう…」
子「ちゃんと持てよ〜」
子「しょうがないじゃんか」
子「どうすんだよぉ〜」
G(だーかーらー言ったじゃん?言ったよね?持つってさ?)
しばらく割れたスイカを見つめる面々。
そして…
G「真っ赤だね」
子「美味しそうだね」
子「食べたい…」
G「食べちゃう?証拠隠滅だ」
ということで、畑の真ん中で、ムシャムシャとスイカを食べました。
その美味しかったこと。
さて、証拠隠滅をしたとはいえ、皮が落ちていては腐敗するし、バレると困るので、こっそり園に戻り、ゴミ袋を手にして畑に戻ろうとすると、園長から声がかかりました。
園「Guoぱんださん、スイカあった?」
G「……あったんですけどぉ……途中で落ちちゃって…割れちゃったので…食べちゃいました( ̄▽ ̄;)ホホホ」
園「あらまぁ、しょうがないわね」
園長先生の懐の深さに感謝。
そして、スイカの皮を片付け、何食わぬ顔で園に戻りました。
保「スイカ、ありました???子どもたち、楽しみにしていますよ」
G「あースイカねー、カラスが食べたのかなぁ、探してもなかったんだよね」
子「そうそう、なかったの。残念」
子「不思議でしょ??」
保「へ〜?そうなんだ~?」
子どもたちの洋服がスイカ色に染まっていることくらい、誰でもわかりますよね💦
他のクラスの保育者にも感謝。
半年後、卒園を迎えた子どもたちに、保育園で楽しかったことを聞きました。
一番に出てきたのが、このスイカの出来事だったのは、言うまでもありません。
最近は、衛生管理が徹底してしまい、こんな破天荒なことをしたら何を言われるか、わかりませんね。
昔良き時代の武勇伝でした。