3-163 絵本〜まっくろネリノ〜
本日紹介の絵本は…
まっくろネリノ 偕成社
作:ヘルガ=ガルラー 訳:やがわ すみこ
カラフルなきょうだいと、まっくろなネリノのおはなし。
まっくろなネリノはいつもひとりぼっち。
なんで自分だけまっくろなんだろう…
きょうだいたちの行方不明事件をきっかけに、今までネリノを仲間はずれにしていたきょうだいたちもネリノ自身も、それぞれが持つ大切な個性に気づきます。
✳︎ちなみに写真の絵本は1974年10月第2刷、定価680円!!意外に年季ものです。
…容姿で人を判断したり、仲間はずれにしたり、中傷したり、結果的に差別をしていたりすることが多い世の中です。
悲しいかな、Guoぱんだも「絶対にしていません!」と言い切れない部分があります。
もしかしたら人間は大きさの違いはあるのでしょうが、少なからずこのような残念な思いを持っているものであると感じています。
この絵本を読んでいると、ふと自分の普段の姿や行いを振り返ります。