今回紹介の絵本は、Guoぱんだ衝撃の絵本といったところでしょうか。
片付けの苦手なまりこが、庭にあった謎の穴の中に自分のおもちゃをぽいしてしまいます。
そして、おかあさんに何でも言いつけるお兄ちゃん、「片付け片付け」とうるさいおかあさんまで穴の中にぽいしてしまうのですが…
というお話です。
片付けが嫌いな子どもは多いですが、そんな子どもの気持ちへの共感、そして片付けについて考えさせられる一冊です。
まりこに共感してみたり、でもやっぱり『なんでもぽい』してしまった後の、何とも言えない空虚感があったのを思い出します。
残念ながら今は絶版になっているようです。何年か前に改訂版を見かけましたが、それも最近見かけません。でも、この改定前の何とも言えない絵と文がいいのですよね〜