Guoぱんだです。
本日は久し振りに相撲の話題です。
引退会見や、その後の豪栄道関の憑き物がとれたような表情を見ると、これでよかったんだなと思うところがありました。
お疲れ様!!ですね。
今場所はコロナウイルスの影響で無観客の大相撲。
億単位の損出。
新型コロナウイルスは健康だけでなく、人間社会まで殺そうとしているのでしょうか。
無観客というのは、相撲も野球も…とにかく異様な雰囲気で、いかに応援が大事なのかを感じさせられる機会であるように感じます。
ただ、相撲に至っては、静かに進む取組などにいつもは気づかないものを気づけたり、国技であり神聖なものなのだと感じたりもします。
さて、先場所は平幕、しかも幕尻の力士の優勝…
このところ、平幕優勝が多くなっていることは、全ての力士に希望が出てくる…と単純に思うのと同時に、そもそもこのところの相撲界の闇、問題があるのでは?と思うGuoぱんだです。
横綱はともかく、大関になったはいいが、無理が重なり、昇進した途端に怪我をして、結局陥落してしまうということも続いています。
普通の花道を飾る引退がない!?
大関でいる間にも、かど番のなんと多いこと。
相撲はそもそも勝つか負けるかの一発勝負ですので、そういった意味でドキドキするは当たり前ですが、違った意味でのハラハラドキドキが多すぎて本来の相撲の醍醐味が味わえていないと思っています。
やはり、上位の地位であるか横綱、大関が圧倒的な強さを見せるからこそ、よくも悪くも(贔屓の力士云々に限らず)楽しいのであり、だから下位の力士は大関、横綱になるために日々精進するのです。
大関、横綱の力が弱くなったとか、練習不足でだらしない、ふざけているという人もいます(Guoぱんだの父親がこのタイプ)。
Guoぱんだはこの意見には真っ向から反対します。
だいたいふざけて土俵に上がる力士がいますか?
毎回そんなことを言う人間の方がふざけていると指摘させてもらっています。
下手をすれば怪我や命の危険にも繋がるのですから、ふざけているなんて考えること自体がふざけています。
だらしないという言葉は適切でないと思っています。
以降はGuoぱんだの個人的な考えですので承知おきいただきたいのですが…
大関に焦点を絞って話を進めます。
問題点① 怪我が多い
一時期の巨体力士の流行で、身体の大きすぎる力士が多いこと、◯ンゴル相撲の蔓延で乱暴な受け身のとれない(それこそ受け身のとれる練習をしてないのではないかともとれる力づくの)取組の多さから、怪我人が多すぎる。
問題点② 大関になるためだけで力を使い果たしてしまう
①からくるものですが、結局は大関が通過点ではなく、終着点にならざるを得ないほど、満身創痍で大関になっている。✳︎これは簡単に『大関や横綱を作り出している』と力士が昇進する度に無責任に噂する人たちの意見とは別物です。
問題点③ 大関は休めない
①②の問題点からある程度身体を休めて…ということができれば、痛めた身体を良い方向に向けさせることもできるのでしょうが、大関はそうはいかない。
1場所負け越せば次の場所はかど番、次の場所に勝ち越さなければ大関陥落。✳︎その次の場所に関脇で10勝以上すれば大関に返り咲きですが、なかなかハードルが高い!?
だったら勝てばいいじゃん?って話ですが、そもそも怪我が治っていない状態で次の場所がくるのですから、良い結果が出ることは最近ではほとんど見られない(そう思うと照ノ富士のかど番になると強くなる方程式に疑問を投げかけたくなったのを思い出します。勝てるなら毎回勝てよ💢と)。
そして陥落していく…
✳︎ちなみに以上の問題点は、横綱になればこれが常に引退問題と直結するわけです。
以上、問題点を踏まえてGuoぱんだが感じるのは、相撲協会がもう少し公傷について考える時期がきているのではないかということ。
いつまでも昔のままでいることが無理なのでは?
フィギュアスケートが現在は4回転ジャンプが当たり前になっていること、体操の最高の技をウルトラCなんて言っていた時代がはるか昔なのと同様、確実に大相撲界でも相撲の取組の動きも力士の体型や力も、精神的な部分も変化してきているのです。
怪我が多くなって当然、満身創痍で取り組む力士の増加は否めないのでは?
…こんなことを続けていたら、本来の “強い” 大関横綱はいつか居なくなり、残るのはそれこそ安易に昇進させた大関横綱で支配されていくのではないでしょうか…
これは国技である相撲の崩壊ですね。
極端な話。
新型コロナウイルス蔓延で今回は無観客となりましたが、Guoぱんだはコロナ対策プラス力士の体力回復のために1場所飛ばしちゃえば良かったのに、と思っていました。
ここからは完全な余談ですが…
昔々のしきたりやルールの継承も大事かとは思いますが、もうそれだけの時代ではないことに気づいて欲しいなと思います。
もう少し理論で語れる親方の発掘を期待します。
いつまでも「それ、当たっていけ〜」とか、「気合いが大事」って言っている時代でもないでしょう?
荒磯親方(元横綱稀勢の里)が4月から大学院に通う!!だなんて、素晴らしいじゃないですか?単純にここを綴りたかっただけの長い記事だったりして…
是非ともスポーツを極めて相撲界に貢献していただきたい。