Guoぱんだです。
現在、1匹の犬、7匹の猫、亀、金魚、トレイルカメラにはタヌキの家族やキツネ、時々アライグマ…などなどが映り、…
日々生き物と関わっています。
毎日犬や猫たちは様々な表情を見せてくれますし、カメラに映りこむ彼らのそれぞれの表情や動きがなんとも言えず面白いのです。
そんなGuoぱんだに 以前働いていた保育園の尊敬できない元園長がこんなことを言いました。
「感情というものは “高等な能力を持つ” 人間だけが持っている特権で、動物などにはない高等な機能なのよ」と。
8年以上前のことになりますが、未だに忘れられないショッキングな言葉でした。
「まあ、あなたは動物が好きだからそう思えないこともあるかもしれないけど、感情は人間だけがもっているのよ。犬や猫は喜ばないし、それを表現しない。本能だけで生きているのよ」
続けた言葉に、この人、馬鹿か?と思ったものです。
Guoぱんだは犬だって猫だって鳥だって魚だって亀だってみんな感情をもっていると思っている。
うれしい時にはうれしいって表情をするし、寂しい時には寂しいって態度に表す。
ありがとうって感謝する猫だっているし、おかえりって水槽の中から見つめてくれる亀だっている。
もっというと微妙に感情とは違うのかなとは思うけれど、 虫にだって花にだってそれと同じような感じ取る何かを持っていると思っている。
愛情をもってお世話するときれいな花を咲かせるし、長い間その花を楽しむこともできる。
12月まで生きていたカブトムシもいた。
逆に一日で花を枯らしてしまう人や常に飼育ケースに哀れな姿になった虫をコレクションしている人もいる。
人間にしか感情はないのであれば、なんだか寂しい毎日を過ごすことになりそうです。
というか、自分たちを神か何と勘違いしているのか、どれだけ人間が偉いと思っているのか…
考えただけで恥ずかしくなりますし、そんな人間が園長として子どもたちを保育していることにびっくりしてしまいます。
犬や猫の保護団体さんと関わる機会があります。
「みんな感情があるから…」と当たり前のように話をします。
だよね?だよね?と話をする度に思います。
知り合いの方も「動物に感情がないって?はあ?その考えあり得ないよね?」と笑います。
「動物には感情がない…」と言われたことを思い出す度に、嫌悪感が蘇ってきましたが、今はその元園長のことを、なんて可哀想な人なんだろうと思うようになりました。
自分たちが一番高等で偉い生き物だなんて烏滸がましい…
可哀想な人の考え。
大切な命に触れて、楽しい毎日。
そんな楽しさも感じられないなんてお気の毒。
動物たちも笑っているかもしれません。