154 「子どもは恥ずかしくない」からいいの? 後編
はっきりしない天気が続きます。
9月は雨の多い月なので仕方ないのですが、雨かと思えば晴れたり、晴れだと思って洗濯物を外に出したら怪しい天気になったとか…
さて、今日は昨日の続きです。
どうでもよさそうなことが気になるGuoぱんだなので、すみませんm(_ _)m
開放感に満ちている子どもたちの中にはこんな風に理由付けして言う子もいます。
「今はまだ小さいからいいの。小学生になったら気をつけるから…」
大抵こんなことを言われるとGuoぱんだは「今出来ないことが小学生になったらすぐにできると思うならそうすればいいけれど、後で恥ずかしい思いをするのは誰なのか考えてみようね」と伝えます。
「別に恥ずかしくないし…」と言う子もいます。
「本当にそれでいいのかもう一度考えてみようね」
少し厳しいのかもしれませんが、やらねばならないではなく、ちょっとした声かけ(きっかけ作り)をすることで、それからは子どもなりに意識する姿も見られるようになります。
街に出ると短いスカートの女性がいたりします。
Guoぱんだは同性ですが、一度、この女性のスカートの下はどうなっているのだろう…と覗き込みそうになったことがあります。
寸前で気づいてことなきを得ましたが、同性でもこんな感じなのですから異性だと…
また、電車に乗っているとスカートなのに大股を広げて座っている女性もいます。
見えちゃうよ!と、気になって目が離せなくなってしまいますし、あまりに酷いとその方の前に立って、向かいの人に見られないようにガードすることもあります。…全くの他人ですが、しなくてもよかった犯罪を未然に防ぐことも必要です。
「足!足を閉じる∑(゚Д゚)」と叫びたくもなりますが、大人の方にこんなことは実際は言えないのです…
さて、幼少の頃からの疑問。
素っ裸で部屋まで歩かされる…ということに対しては、Guoぱんだが働いていた職場でも当たり前のように行われていました。
やはりどうしても気になることでしたので、思いが出てくる5歳児にもなると、プールから部屋に戻る時にはタオルを巻いて部屋に戻る習慣をつけるようにしました(子どもによってはもっと小さいうちから恥ずかしさを感じる子はいると思うので様子で対応をしますが)。
「オッパイ見えちゃう〜」と楽しんでいる子や、タオルが誤って落っこちてしまうと「オオッ(#^.^#)」と急いで隠す男の子、中には隠す場所が違っていて肝心な部分が見えていて「見えてるよ」と声をかけ合う子など、子どもたちの中で意識しながら過ごす姿がありました。
恥じらいは年齢と共に出てくる姿でもありますが、もしかしたら「子どもだから…」と軽く見ているところはありませんか?
「子どもは小さいから恥ずかしくない」と思い込んでいることはありませんか?
子どもだって、小さいからって、恥ずかしいものは恥ずかしいのです!
そんな恥じらいが芽生えているにも関わらず、気づかずに(軽んじて)対応されてしまうと、恥じらいの自覚は持たなくていいものとして認識してしまう可能性もあるかもしれません。
…大人になると子どもの頃に抱いていた疑問や悩みを忘れがちになりますが、自分の感じたことのある疑問や悩みを思い出す機会を持つことで、子どもたちにより近い存在の保育者でいられるとしたら、子どもにとって最強の味方の保育者になるのではないでしょうか。