Guoぱんだです!!
時々記事に登場するZ保育士とX保育士。詳しくはサイドバーで検索してください。
どちらもかなりの曲者です。
でも、Guoぱんだが保育者だよね!と認めているのはZ保育士であり、なかなか対応の難しい人ではありますが、いいところもたくさん持っています。
逆にX保育士については…理解できないことが多すぎます。
今回はこの二人の対象的な言葉かけについて考えたいと思います。
Z保育士のクラスに付き添って散歩をする機会が多くありました。
Z保育士は目的地に着くまでに子どもたちにその時々に合った声かけをします。
「見てみて〜ススキが生えてるよ。秋だね」「今日は秋晴れで気持ちいいね」「あの雲何の形にみえる?」など、単純な声かけです。
さて、X保育士はというと…
「みーんーなー、ほーら見てみて〜紫陽花が咲いているよ。きれいだね。ほら、これはピンク!あっ、こっちは青いよ。白もある。珍しいね。あれあれーこれはまたお花が違う形だね〜。ステキ!!みんなもそう思うでしょう。ね!!ほら、みんなが見ていて嬉しいってお花さん言ってるよ。よかったね。はーい、じゃぁお花さんにきれいに咲いてくれてありがとうって言おうか。はい、あーりーがーとー。お花さん、嬉しいって!さぁ、お花さんにサヨナラしようね。さーよーおーなーらー」
どちらの声かけがステキだと思いますか?
Z保育士の良いところは、子どもへの声かけが自然であることです。
簡単な最低限の言葉かけですが、子どもたちはふとそちらを見て自分なりの想像を膨らませることができる言葉かけができる人だ思います。
X保育士の方は実はこの数日前に、GuoぱんだがZ保育士の声かけを褒めました。
それを聞いていたのでしょう。
自分も評価してほしいとでも思ったのでしょうか…実際の子どもへの声かけはもっとくどかったと理解して下さい。
いつも以上に張り切って子どもたちに言葉をかけたのです。
子どもたちはX保育士が饒舌に演説する間、無表情で、X保育士が指示した言葉を復唱するのみでした。
…Guoぱんだはくどい言葉かけにお腹いっぱいで吐きそうでした。この時、時間指定で行かなくてはいけない場所への移動中だったこともあり『早く前に進めやヽ( ̄д ̄;)ノ』と思っていましたし、気持ち悪くなって、X保育士と散歩には二度と出かけたくないと思いました。
Z保育士は最低限の言葉かけで、子どもたちに気づくきっかけを与えています。
X保育士の方は自分の見たことを子どもたちに伝えるだけでは物足りず、更に自分の感想への同意を子どもたちに押し付けているだけです。
子どもたちにありとあらゆる言葉を使ってステキに声かけをしているように見えますが、子どもにとっては自分なりの想像や考えを持つことができる言葉かけではありません。X保育士は張り切るがあまり、自分の普段の押し付けがましい保育、自分が主役になる保育を暴露していたわけです。
Z保育士のように飾り立てなくても子どもたちに気づくきっかけを与えられる言葉かけのできる保育者になりたいなと思います。