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222 退職を引き止めることについて感じること

本日は完全なブラック記事です。

相談を受けたりすると、自分のことではないのにいろいろ考えてしまうGuoぱんだです。

人から相談され、話を聞いていて、感じたり思い出したりした内容です。

 

せっかく就職したけれど、なかなか職場に馴染めないということが多いです。

時間と共に解決されることもあります。

逆に時間が経てば経つほど解決できないケースもあります。

保育園で考えると後者は保育観の違いが大きな理由の一つになっているのではないかと思います。

Guoぱんだが退職した理由の一つには、もちろんこの保育観の相違があります。

最初は感じませんでしたが、退職する7、8年前から『何か違う、以前のように保育が楽しめない雰囲気がある』など、大切にしていたものが崩れて、疑問をもちはじめたのです。

こんな変わり果ててしまった園ですので、経験が浅い人でも「おかしい」と気づく人は気付きます。

ですから、近年就職して3年目くらいまでの保育者でも辞めていく人が多くなっていました。

 

Guoぱんだが退職する時に、もう一人退職したK保育士がいました。

彼女は家庭の事情もありましたが、心ない一部職員の嫌がらせから、Guoぱんだよりも半年以上前に退職を決めていました。

もっと早く彼女と一緒に仕事をしていたら、もっと本当の意味で楽しい保育を感じさせてあげることもできていたのではないかな…と彼女の胸の内を聞いた時には出会いの大切さを感じずにはいられませんでした。X保育士(詳細はサイドバーからX保育士で検索を…)のような人が牛耳っている保育園に配属されたのです。自由にできるわけもありませんし、楽しいわけはないのです。

とてもいい子でしたので辞めてしまうのはもったいないと引きとめたこともありましたが、こんなおかしな環境にいてもいいことはありませんから、GuoぱんだはKさんの思いを応援することにしました。

ここで例の反面教師元上司が「私が引き止めれば絶対に辞めないわ」としゃしゃり出てきます。

自分には人徳があるくらいに思っているのでしょう(単に怖いからみんな言うことを聞いているだけなのに…)。全くおめでたい…

しかし、密室で2時間引き止められたKさんですが、自分の思いを貫き通しました。

Kさんから変わらず「辞めます」と聞いた時に、Guoぱんだは「Kさんが考えて決めたことなんだからきっとそれが一番正しいことだと思うよ」と伝えました。その後、反面教師元上司はKさんについて「なんて強情な子なの?おかしい」と非難しまくりでした。大事な可愛いうちの園の職員のことをあなたに言われたくない!!ですよ。

この一週間後にGuoぱんだ自身にもいろいろなことがおこり、退職を願い出ましたが、この時に執拗なまでに反面教師元上司に引き止められた際、一貫して「辞めます」「辞めさせてください」と自分の思いを変えずにいられたのは、Kさんの強さを見習いたい!と思ったからでもあります。

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さて、今も退職を願い出る人たちが後を絶たないようですが、都合よく使えそうな保育者がその対象であると反面教師元上司がししゃり出て引き止めをするそうです。

そして引き止めに成功すると「私の言葉があったからあの子は退職を留まった」とご満悦のようです。

 

…職員それぞれの人生は、反面教師元上司の満足のためにあるわけではありません。

日常会話の中で「辞めたい」と冗談半分で口にすることはありますが、本当に退職を願い出るということはもっと深い決意があるから願い出るのです。

それをその人のためを思って、ではなく自分に都合のいいようにあの手この手を使って留まらせる(ただ世間体で離職者を出したくないからですよね。Guoぱんだは「疲れたのなら有給を存分に取りなさい」と言われました。嘘だ!絶対にくれないでしょ?他にも人権侵害な人生設計まで打ち出して引きとめようとしてきました。呆れるの一言。更に気持ちが離れましたよ)のはどうなの?と思います。

留まらせたということは、最後まで責任を持っていただけるということなのでしょうか?

いえいえ、最後まで大切にしようなんてこれっぽっちも思ってはいませんよね?

都合が悪くなれば怒鳴りつけ、罪をなすりつけ、散々仕事をさせて使い捨てにするだけです(ゴーストライターだってしたよ!自分の名前も小さく入れてやったけどヽ( ̄▽ ̄)ノ)

 

保育園は子どもさんの人生を預かっています。そして、そこで働く保育者の人生も預かっているのです。

引き止めたことを喜んでいないで、退職したい人たちの隠された奥底にある本当の気持ちをよーく考えることが必要じゃありませんか?

引き止めたのであれば、引き止めた側にも大きな責任があることをもっと感じて欲しいと思うGuoぱんだです。