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2-83 仔猫現る!!!

Guoぱんだです。

 

 

 

…夕方からのプラスαの20時までの仕事が終わり、足早に車に向かう。

信号待ちで携帯を覗くと、母親からの着信履歴がたくさん入っていた。

今朝、寂しいお別れをしたばかりだったので(これについては後々記事にて綴ります)、また何かあったのか?と急いで電話をする。

 

母「あのね、それがね、今日びっくりすることがあって…猫がね猫がね」

G「…猫が何?」何を言っているのか??

母「小さい猫が庭で鳴いてる。餌あげたけどあまり食べなくて…ミルクかな…尻尾の長いクロは可愛がってくれているけど、グレコには牙を剥かれていた…」

G「わかった。とにかく帰る」意味不明…

 

ということで、家に帰る。

庭には他猫には実に厳しいグレコが座っていて、少し離れたところに黒い塊がある。

近づくと、それが仔猫だった。

予想以上に小さく、もう鳴いてもいない。

かなり衰弱している様子。

毛並みがやっと揃ったであろう小さい猫なので、家にある生猫の餌はまだ無理だろう…とミルクを買いにまた車を走らせるが、時間は21時すぎ、店は閉まっていて、頼みのドラッグストアには犬ミルクはあるのに、猫ミルクがない!!

仕方なく猫離乳食パウチを購入し、家に戻り、水に溶かした離乳食を注射器で与えてみる。

目やにだらけで目は開かないが、口についた離乳食をペロペロし、今度は指につけて口先に持っていくと目を開いて離乳食を食べ始める。

「食べた食べた!!」

少量だが離乳食を食べるとまた寝てしまう仔猫…

 

仔猫の段ボールの家を作った後、忘れていた自分の食事をしながら仔猫が庭に来た経緯を聞く。

隣のアパートに住むブラジル人の御宅が、Guoぱんだの家の横の道に仔猫がいて車道に出そうで危ないから…とうちに連れて来たと言うのだ。ムスメは猫を飼いたいと言うが、アパートでは飼ってはいけないから…との理由であったらしい。

 

「オタクデネコカッテクレルイウノデツレテキタネ」

 

いやいや、うちは保護猫センターではないのですが……みいちゃんは保護猫ですし、野生猫も2匹住みついていますが、いつでもどこでもwelcomeではなーい!!

せっかく連れて来てくれたので仔猫を預かって庭においたという母。

お隣さんもお隣さんだが母も母。

うちにはお転婆みいちゃんと神経質なコロがいるわけで…

外には気難しいグレコと神出鬼没な尻尾の長いクロが住み着いている…

さすがにこれ以上猫を飼う余地はない。

しかし、段ボールの中にトイレまで作り万全の準備をするGuoぱんだ。

母も母なら娘も娘である…

 

次の日、朝の仕事が終わってから動物病院へ…

目やにがひどく、病院でクシャミ&鼻水を確認され、感染症であろう…と診断されてしまう。

命には関わらないのの、感染力が強いので、他の猫からの隔離が絶対。もともとみいちゃんとは面会はさせなかったのでよかったが、保菌猫となってしまったこの子は単純に家の中を歩かせることもできなくなくなった。

水薬と2種類の目薬を処方してもらい、離乳食を購入して家に戻り、帰宅後はこの子の長期療養準備を整えることとなる。

毛にはハエの卵がたくさんついていたので、先生の助言でシャンプーをして、まず綺麗になることに…(相当不衛生な状況ですごしていたことが想像できる)シャンプーで体力が奪われることもあるらしいが、この子は実に気持ちよさそうにシャワーを浴びる…庭にいる時には確かにハエがたかっていたらしいので、本当に汚かったのだろう。しかしこの卵、シラミの卵のようになかなかとれないので、取れなかった分は、後日追加で引っ張って取る。

ちなみに犬には感染しないそうなので、安心してコロのいるところに家を作ったら、コロの過干渉にあってしまう…奥の部屋で静養をはじめることとなる。

 

この子の情報

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女の子

0.35Kg

生後1ヶ月くらい

栄養状態はよくないので離乳食は多めに与える

薬も嫌がらず飲み、睡眠後は食欲旺盛

コロにも負けずに「シャーシャー」言って強い

感染症にかかっている確率が極めて高い

1日でトイレトレーニング完了!!但し、まだ小さいのでお尻につけてしまうし、綺麗にもできないので後の処理は必要!

元気は元気

 

 

 

みいちゃんの保護時にも記事にしましたが、最後にこれだけは言わせてもらいたい。

 

pandamzlbk.hatenablog.com

 

状況的に今回も、ある日ある時突然姿を現したこの子…迷い猫ではなさそうです。

野生の猫ならばまだ親が近くにいる大きさ。

しかし、近所に該当する親猫はいません。黒系は皆避妊、去勢済みで、この子の親らしき猫はおりません。

状況はいろいろあるかと思いますが、誰かが故意に置いていったように思えてなりません。だとしたら、こんな小さい子をよくも置いていけたものだ!!

もしかしたら近くに兄弟もいたのかもしれないですが、たまたまこの子は生命力が強かったのでしょう。

 

捨てるくらいなら…

放置するくらいなら…

最初から飼わないで欲しいです。

産ませないようにして欲しいです。

確かに処置費は無料ではないけれど、後々のことを考えればけして高くはないはず。

そもそも猫を飼おうと思った時点で、そういう部分も考えるべきでは?

高いから病院にはいきません、なんて言わせません!!

生き物を飼うってそういうこと。

この世に生を受けた大切な命なのです。

大きかろうが小さかろうが、哺乳類だろうが爬虫類だろうが、途中で飼育放棄するのはあまりにも無責任。

人間の勝手で命は翻弄していいものではないです。

捨てたり、放置する前に、今しようとしていることが、その子たちのためになっているのか、その子たちがどんな未来を歩むのか、幸せな末路がそこにあるのかを考えて欲しいのです。

 

 

まだわからないですが、里親になってくれるかもしれない方もいます。

ありがたいことです。

とにかくこの子(ちいちゃん仮)には元気になってもらいたいです。