4 等身大の自分
「明日はお休み〜!!」の人も多くて、気を張りつめていた一週間の疲れがどっとでている頃ではないでしょうか。
現在は気侭な生活をしているGuoぱんだです。
Guoぱんだが若かりし頃はとにかくベテランと呼ばれる保母さん(今はもちろん保育士)がたくさんいました。
新卒の職員はめったに採用されず、園内で片手指くらいに入る若い職員経験は6、7年くらいあったと思います。
そう・・・下積み生活が長かったわけです。
それを考えると今は1年経つと自分より経験の浅い職員がたくさん入ってきます。
自分ですら、まだまだ経験が足りないと思いながらも指導する立場になってしまうこともありますね。
・・・うーん、大変な時代です。
下積み生活が長いと、依存性は高くなり、Guoぱんだは6年目で「中堅研修に参加しなさい」と上司命令が下った際になんと、「え〜〜〜まだ新人です。中堅じゃないです」と返事をして大目玉をくらいました。
6年目で新人ってことはありえませんよね・・・。困った職員です。
この時のGuoぱんだは本気で思っていたので、ベテラン職員にとても頼っていたのがわかります。
でも、この下積み生活でゆっくりゆっくり成長できたことがGuoぱんだにとっては良い環境であり、良い保育観を育ませてもらえたのではないかと思うのです。
人材育成、人材教育…指導する立場になった時どうすればいいのか。
Guoぱんだもこれは答えが出ていませんが、一言で言えば、“かっこいい先輩にならなくたっていいんじゃない?”です。
歳が近ければより自分も同じように歩んできた経験から、後輩の悩みや不安は手に取るようにわかるはずです。
後輩よりも少し多く現場を経験しているだけ、悩みや不安の内容も少し成長している・・・それが後輩よりも少しだけはやく保育を経験した先輩保育者の強みです。
「自分もそうだったよ〜」の共感が、ありがたいのではないでしょうか(単に優しくとか甘やかすという意味ではなくです)。
“保育はこうあるべきものぞ”は、自分で発掘していくのですから、わからないことをわかったフリをして人に伝える必要もないですし、わからないことはわからないのです。
ただ、わからないことをそのままにするのではなく、自分なりに考えてこれからに活かしてみるとか後輩と話をして答えを導きだすきっかけを作ってみるとか・・・
等身大の自分です!!
同じように新人時代にいろいろ悩むことの多かったGuoぱんだですが、20年余も経験を積み、ちょっと現場を離れた立場になってから「同じように悩んだよ」とか「最初からできることの方が少ないよ」とか言ってみたところで現実味はありません。
「ホントかよ」「安心させようとして言ってる」と疑われるのがオチです。
いやいや・・・20余年前はあなたたちよりかなり子どもっぽい若手職員でしたよ〜
信じてほしい!!
せめて、もう10年くらい若返りたい〜と思うGuoぱんだなのでした。