2-134 語り継ぐ…
今日は終戦の日です。
8月15日は何の日?と問われて、終戦の日と答えられる人がかなり減っているのではないでしょうか。
そして、戦争を体験している方たちも、年々減っていくことも現実としてあります。
戦争の悲惨さを知る人も減り、また聞く機会もなくなっていくのです。
Guoぱんだも戦後の生まれです。
もちろん戦争の体験はしていません。
だからこそ、Guoぱんだは機会があれば戦争の体験談を聞いたり、調べたりするようにしています。
保育園では子どもたちにも伝えるようにしています。
悲惨なことを伝える必要はないという方もいます。
Guoぱんだはその悲惨なことを繰り返すことのないように、戦争の怖さ、悲惨さ、愚かさなどを語り継いでいくことが大人の役割の一つだと思っています。
小1の時の先生は、戦争経験者の先生でした。
先生のお話で印象深かったのは、先生と終戦の瞬間のお話。
たった7歳の子どもが衝撃をうけて、未だに忘れないお話なのです。
先生は20歳の時、特攻隊として飛行機に乗ることになり、その列に並んでいたのだそうです。
そして、次が自分の番だ!とうとう飛行機に乗る時がきたのだ、という時に終戦を迎え…
あと1分終戦が遅かったら、先生は今ここにはいません…と。
この話を聞いて、数分、数秒の違いで人が生き死にした悲惨な時代があったのだ…
それは遠い昔ではなく、すぐそこにあるのです。
こうして先生に出逢い、貴重なお話を聞けたことに驚きすら感じました。
このような経験を持っている方は意外と多いようです。しかし、戦争体験を語ってくれる方ばかりでもありません。心に相当な傷が残っていたり、思い出したくもないような恐ろしい思いもしているのです。このような方に「聞きたい!」と、無理矢理聞くことは控えたいところです。
Guoぱんだは戦争体験を聞く機会が多い方であることも、ありがたい環境なのだと感じます。
この貴重な環境をそして経験を大切にしていきたいと思います。