2-49 雨の日の畑に水やりは必要ですか?
以前、保育士対象の研修会に参加するとこんな話題が出ました。
『土砂降りの雨が降った次の日に、水浸しになった畑やプランターや花壇にジョウロで水をまく、状況も考えずに毎日同じことをするだけの保育者がいる。こんな保育者にはならないでくださいね』
この時Guoぱんだは思いました。
「うちの園はこんなことを若者に見せることのないベテランがたくさんいるから、こんなことはないな〜。というか、そんな状況判断ができない保育士っているのかい??」と…
それから十数年後…
いました。見つけました。
雨の日の後にドバドバと畑やプランターに水をぶっかける状況判断のできない20年も経験のあるベテラン保育士を…
その名はX保育士。たまに記事に出てきますね…とんでもない保育士です。興味のある方は右の検索で “X保育士” を検索してみてください。
園内で夏野菜を畑に植えた後、しばらく研修で保育園を留守にしたGuoぱんだ。
園に戻ると一人の職員が待っていたかのようにGuoぱんだ不在中のビックリ話をしてくれました。
「聞いてください!!雨の日に畑に水やりするなんてありえないですよね?声をかけたんですけど、毎日やらないといけないって雨の中水やりして、次の日もドロドロの畑に水やりするんですよ!考えられない!!根腐れだよ!!」
…もう、大袈裟なんだから〜と思ってこの話を聞いていました。
さて、この話を聞いてからしばらくして、X保育士がGuoぱんだのところにやってきました。
X「私ね、先生がいない間、毎日雨の日も欠かさず畑に水やりしたの〜。でもみんなおかしいっていうの。みんな責任感がないよね〜」
…いた。
20年も経験があるのに、状況判断のできないとんでもない保育士が!!!
このX保育士、以前いた保育園で何をしてきたのでしょうね?
この方の口癖…
「私のクラスのカブトムシはすぐに死んじゃう〜なんでだろう〜」
「私が育てると花がすぐに枯れちゃう〜エヘッ。なんでだろう〜」
…理由を聞きたいですか??
答えは一つ。
誰のせいでもなく、それは全てあなたによって引き起こされていますよ!!
自分ではなーんにもしてこなかったのでしょうね。
それでは学びもなければ状況判断ができるわけもありません。
案の定、それから一週間もしないうちに、夏野菜の苗は全て消滅しました。
Guoぱんだの保育士生活の中で、後にも先にもこんな悲劇は初めてでした。
様々なことに興味を持つこと、大変なことや自分が経験したことのないことを率先してやってみる、何より人任せではなく自分で経験することは大切です。
上手くいかなくてもいいのです。
次にいかせば…
ここを怠ると、X保育士のような超残念な独りよがりな人になってしまいます。