6-187 大クロ物語…
Guoぱんだです。
野生猫歴は4年以上はあるはずなのに、常に毛は艶々でガタイもしっかりしていた大クロ。
人間…いや、一方的に気に入った人間を選び、その心を許した人間には大変フレンドリーな巨大猫であり、本当に野生猫なのか?と疑うこと度々。
ですが、大怪我をして保護する際にポスターを貼り出しても飼い主らしき人は名乗り出ませんので、とうとう念願の!?大好きなGuoぱんだの家の子になりました。
大クロは外で良からぬものも食べていたであろうに、虫下しをしても虫がお腹から出てくることもなく、目立ったノミもいませんでした。
かなりの健康体で、猫エイズのキャリアすら忘れてしまいます。
ですから、出会った時には去勢済み、多分ワクチン接種もきちんと受け、虫駆除もしてくれて、かなり良いお家で可愛がられて育てられていた猫様であることが伺えます。
…少なくとも2年前までは。飢えていないことや遊びに来る頻度からもそれまでは決まった家があり、定期的に家に帰っていたことが容易に想像ができるのです。
なぜそんな良い環境にいたのに家に帰らなくなってしまったのか…
実は5年ほど前に、現在行方不明の尻尾の短いクロちゃんの子どもがGuoぱんだの家に遊びにきていました。
ほぼ一日を家の敷地内で過ごし、ほとんど家猫のようになっていました。
あとはGuoぱんだがトラウマ(20年前、大切な家猫が家の前の国道ではねられ亡くなりました…それ以降猫は絶対に飼わないと決めていました)を克服し、家の中にいれてもらうだけ!!
なのに、ある日突然いなくなったその子猫…
ある日突然誰かに連れて行かれ行方不明になったその子猫…
子猫の色はクロ。
この子猫のクロちゃんが1年以上経ち成長、Guoぱんだの家の子になろう思っていた初心を忘れずに家を探し出し、4年後家猫になった…
と想像しています。
現在の大クロ…
大昔からGuoぱんだの家の猫様のように、ドアを開けても部屋から出てきません。
完全に居着いてしまったという印象です。
裕福に…とまではいきませんが、楽しくGuoぱんだの家で余生を過ごしてもらおうと考えています。
大クロちゃんは一体何歳なの?
ひみつなのニャ!!
少なくても出会った時には大きかったから5歳にはなっているよね?
ん???おやおや???し、ら、が?
…大クロちゃん、おじいにゃんですか???