Guoぱんだです。
この一年、身体も大きくなり、元気になっていた茶太郎。
でも、今にして思うと、大病になる前に少しずつその片鱗が現れていたかもしれないと感じることもあります。
6月に入り、暑くなってくる頃から、カリカリを少量残すようになりました。
他の子たちも残すし、気候かな?と思う程度で気にもしていませんでした。
6月末になると、昨年はなかった換毛期で毛がとても抜けるようになりました。
でもこれも当然のこと。
特に疑問も感じませんでした。
いつもは入らない納戸に入って巣を作ったり、あれ?という場所にいることが増えたものの、Guoぱんだを追いかけて水汲みについてきたり、壁登りをしたり、部屋から甘えて鳴いたりと、普段と変わらない姿でしたので、元気がないなどということは考えもしませんでした。
7月20日過ぎから食事を全く食べなくなってしまうまで、残念ながら通常の茶太郎だと思っていたのです。
茶太郎の闘病記録
7月10日を過ぎる頃から嗜好品のウエットフードしか食べない日がある。
7月19日を過ぎる頃からウエットフードも残し始めるが、種類を替えるとその日は食べる。しかし次の日は食べない。
日課になっていた水替えにも付き合わず、部屋から出るとどこかに隠れようとする。
22日、一口くらいしか食べない。
23日、匂いの強いスルメを5本食べる。
24日、全く食べない。
腰の辺りの毛が固まっているので皮膚の状態もよろしくないのか?あお〜あお〜と変な声で鳴くのが気になる。
25日、通院する。
介在性溶血性貧血の疑い、黄疸あり、肝臓値が高いとのことで、皮下輸液と濃度三倍のステロイド注射。
以前は陰性だった白血病ウイルスが陽性となる。
注射と皮下輸液をしてすっきりしたのか元気になる。
家に帰ると納戸に隠れて行方不明になる。すぐに見つけて抱きしめる。
「絶対に治るんだから隠れないで!」と茶太郎のお願いする。
26日、通院し、前日同様の処置。
耳に食欲の出る薬を塗ってもらうと、食欲が出てカリカリを食べ始める!!
27日、休診日診察し、前日同様の処置。カリカリが食べられたのでホッとする。
28日、朝からまた食べなくなる。(久しぶりに沢山の💩。これが最後の💩。最後ははみ出し💩であった。茶太郎らしい)
通院し、前日同様の処置。
29日、治療の効果をみるための血液検査で更に貧血進んでいた。
『再生不良性貧血』で予断を許さない状況。血液検査の数値も低すぎて測れないものも多くあった。
茶太郎の身体の中で白血病のウイルスが悪戯をしていることが予想されるとのこと。
皮下輸液と今までの倍の濃度のステロイド注射。
内臓は元気で特に問題なし。
肝臓値は良くなり黄疸も少し改善してきたので、こちらの注射はなし。
アトピカ処方。空腹時摂取るが良いとのことで、帰宅後服用してみるが粘着質のよだれが出る。数日は嘔吐したりすることもあるとのことなので様子をみる。
アトピカの効果が期待できるのは2週間後。それまでにステロイドと輸血で時間を稼いで治療の効果を待つとのこと。
輸血の供血猫は家の猫でも良いとのこと。ただし血液型が合えば…特に年齢制限はないが身体は大きい方が良い。みいちゃんかな??
家に帰ると床の上や固い場所で寝る茶太郎。
しんどそうであるが、ストレッチポールで爪研ぎを楽しんだり、家の中の探検はする。(そんな茶太郎のルーティン行動もこの日が最後となる)
30日は朝からしんどそうで、朝はタンスの上で排尿の失敗をしてしまった。
床や板の上に寝るのが落ち着くようで、寝転んでいることが多い。
アトピカで粘着質なよだれと嘔吐。
通院後、強制給餌(フリクションの回復期)をする。少し口にして目をまん丸に…何か食べたくてお皿を覗きに行くのに食べられないのが可哀想。
夜中はお気に入りの段ボールと畳の上で行ったり来たりして過ごす。
トイレで律儀に排泄をする。
ジャンプはしたくないようで、タンスやキャットタワーは見るだけで諦める。
前日から一緒に寝ているGuoぱんだに撫でられながら寝る。
31日、朝からぐったり伸びている。失禁あり。
13時半、帰宅したGuoぱんだの声を聞いて大声で鳴く。
抱き締めるとしばらく鳴いている。「待ってたよ!」と言っていたのかもしれない。
その後じっと見つめ、安心したように静かになる。目を閉じて腕の中で眠る。
失禁と共に小発作。もう一度小発作あり。
最後に大きめの発作のあと、静かに眠る様に逝く。
2年余という短い猫生。
もっともっと茶太郎には幸せになってもらう!と、顔合わせでは気が合いそうなビビり同士のユミを相棒に…と計画していた矢先の信じられない出来事でした。
かわいいかわいい茶太郎くん。
どうかお空で神猫グレコや大クロちゃん、そして大往生したコロちゃんとたくさんあそんでおしゃべりしてほしい。
そしてまた君にいつか会いたい…
最後に…
なんで茶太郎がこんな目に遭わなくてはならないのか…
2年という短い猫生を終えなければならなかったか?
人間の勝手で外の世界に出されて、大怪我をして…
大変大きな怪我でした。
身体に穴が開いたのです。
病気にならない訳がないのです💢
治ったかに見えても、身体にはダメージが残るのです。
元の飼い主には言いたいことがたくさんあります。
罪のない茶太郎を今すぐに返して欲しい。
いや、あなた方の命を削ってでも茶太郎を返して欲しい!!
ただただ怒りが込み上げてきます。
そんなことをした輩に幸せなど来るはずがない!!!